LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
ハインリの誕生日が近づき、ナビエが何が欲しいか尋ねると、ハインリが妙な視線を送るので、ナビエは「適度なもの」にするようにと言いました。
「再婚承認を要求します」 140話のあらすじ ※ネタバレ注意
ハインリが自分の想像するようなものを望んでいなかったかもしれないと思ったナビエは先程言った言葉を後悔し、「私が手に入れられるものでお願いします」と付け加えます。
「私はいつもクイーンの手のひらに転がされますね」
そう返すハインリはナビエの手が雨に濡れたのを見て、誕生日プレゼントを思いつきます。
「誕生日プレゼントはクイーンと一緒にお風呂を入りたいです」
「…考えておきます」
「難しいのであれば、1日、2人っきりで過ごしたいです」
「…なぜお風呂にこだわるのですか?」
「水に濡れたクイーンも美しいと思ったからです」
「…水に濡れたあなたは美しかったです」
ハインリが裸で噴水に入っている姿を思い出したんですね…笑
ハインリは笑った後、ナビエをじっと見つめるので、ナビエは傘から抜け出して先に帰りました。
ソビエシュはエベリーにメイドを手配し、定期的にお小遣いも渡していたため、エベリーは不自由なく暮らしていました。また、そういった配慮はあったものの、ソビエシュはエベリーを呼び出したりはしなかったので、エベリーもソビエシュを意識せずに過ごすことができました。
しかし、ある日、ソビエシュはエベリーを呼び出します。
エベリーはソビエシュに寵愛を受けているふりをしたのがバレて呼ばれたのかと緊張します。
「ナビエに贈り物を届けてくれないか?私からということは言わないで」
エベリーはどうしてソビエシュからの贈り物だということを隠すのか疑問に思いましたが、ナビエに会いたいという気持ちもあったので、了承します。
「突然行ったら不審に思われるだろう。ハインリ皇帝の誕生日に使節団を西大帝国に送るから、その時にまた呼ぶよ」
エベリーは部屋を出て、廊下を歩く中、さまざまな疑問が湧きます。
”なぜ離婚したナビエ様に贈り物をするの?あの素晴らしい皇后を捨てるほどラスタを愛していたはずなのに。でも最近は大切にしていないという噂も聞く。ラスタもブルーボヘアンの王族と浮気しているようだし。じゃあなんで離婚なんてしたの…?”
すると、ラスタの偽両親に遭遇します。不快感のある表情でエベリーを見てくるので、エベリーも同じようにし、挨拶もせずにその場を離れました。
ラスタ側の人間、ろくな奴いないですね…
ジョアンソンは未だに妹のデリスの行方がわからず、皇帝との謁見で調べてくれると言われたものの、その知らせもないので、不安に感じます。
ジョアンソンは妹と一緒に働いていたアリアンなら何か知っているのではないかと思い、会いに行きます。アリアンに会うために何日も待ち伏せをし、ようやくアリアンを捕まえ、自分はデリスの兄で、妹の行方を探している、何か知らないかと尋ねました。
アリアンは何かを恐れたように場所を移し、ジョアンソンに躊躇いがちに言います。
「私も命が惜しいので、お話しすることはできません」
その言葉にジョアンソンはすでにデリスは死んでしまったのかと絶望します。
「人は目に見えるものが全てではありません。この言葉をよく考えてみれば、答えは出てくるはずです。あなたが一番信頼している人を疑ってみてください。私が言えるのはここまでです」
そう言ってアリアンは去っていきました。
3日後、アリアンは本を返しに図書館に行き、本棚に本を戻そうとすると、そこにはソビエシュがいました。
「言われた通りにしました」
アリアンがジョアンソンに話した内容はソビエシュからの指示でした。1度のミスで厳しい罰を下すラスタを信頼できないアリアンはソビエシュに忠誠を誓っていたのでした。
ソビエシュは自分の指示に従えばアリアンは処罰されないと言いました。
コシャールが目を覚ますと、気絶したためマスタスが旅館に連れてきたと説明します。
「こんなに弱いとは知らなかった!弱いものを虐めてはいけないと習ったのに。」
手加減すればよかったと謝るマスタスにコシャールは自分が油断していたことをあえて言わないことにしました。
”怪我をさせたことでナビエには何も言わないだろう”
そう思いコシャールは笑います。
それほどナビエに知られたくないとは…笑
コシャールの怪我を心配していたマスタスでしたが、コシャールの笑顔にぼーっとします。
コシャールの笑顔はキラキラと光る水面のようで美しいと感じます。
”イケメンだから弱かったんだな”
そう思ったマスタスは喉が渇き、近くにあった大きな水差しの水を一気飲みします。そして、周辺の祭りの音にマスタスは「何かあるのですか?」とコシャールに尋ねました。
マスタスも女の子なのですね…笑
幽霊騒動が落ち着き、ナビエはリバティ公爵がケトロン侯爵の行動を知っていながらも目をつぶっていたことを思い出します。
ウィリアムはリバティ公爵の息子であり、その思想を受け継いでいるのではないかと考えたナビエは、もしアマレス侯爵の後継者にウィリアムがなれば、今は中立なアマレス侯爵家も変わってしまうかもしれないと考えます。
悩んだナビエはムレイニー令嬢を呼びます。
「以前出した課題はあなたの能力を知るためのものだったんです」
「…私がウィリアムの報告書を真似しました」
「再婚承認を要求します」 140話の感想
ハインリのお願いはまさかのお風呂…確かに今までのお風呂はナビエ1人か侍女を連れて…ハインリとはベットでだけでしたね!うっかり、ハインリの水に濡れた姿が美しいと認めてしまったナビエ。最後の様子では、ナビエもハインリのお願いを聞いてあげるしかなさそうな気もします…笑
ソビエシュは一体何を考えているのでしょうか…?ラスタのことがバレれば、皇室に損害が出てしまうのに…しかもジョアンソンは平民の記者だけあって行動力もあり、また事実を知ったらそれを周知する力もあります…お腹の子のことも考えると、予想外の行動ですね!
そして最後に、まさかの真似したのはムレイニー!事前の評価ではそこまでムレイニーも低くなかったはずですが、真似までするとは…それほどウィリアムに対して劣等感を抱いているのか…でもプライドの高そうなムレイニーが真似たのは意外でした!