「再婚承認を要求します」ネタバレ 156話(小説)最新話のあらすじと感想

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そるくん
そるくん

「再婚承認を要求します」の小説のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ

ナビエは子供の性格について考え、ハインリの子供の頃について尋ねました。

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「再婚承認を要求します」 156話のあらすじ ※ネタバレ注意

「私のことをもっと知りたくなったのですか?」

「子は親に似ると言います。もし子供がハインリに似た場合に備えて、あなたの子供の頃を知りたくなったの」

ナビエの子供の頃は聞き分けがよく、もし自分に似たら育てやすいだろうと思っていました。しかし、ハインリに似た場合、ハインリは裏表があるため、ハインリの子供時代の話を聞いて、どのように教育をしようか考えようとナビエは思いました。

「子は親に似ると言う意見には同意できません」

ハインリはそう返すと、子供時代はマッケナを連れてあちこち回ったことを話しました。

ナビエは子供の性格を想像し、不安に感じました。

そるくん
そるくん

ハインリに似たら…一筋縄ではいかなさそうですね…


ナビエの仕事の大半をマッケナが請け負ったので、時間に余裕ができたナビエは、空いた時間に子供の性格について考えていました。そしてハインリの幼少期を知るマッケナに聞こうと思い、向かいます。

マッケナは明らかにいやそうな顔をしましたが、20時に会って話そうと言いました。


20時になり、ナビエはマスタスを連れてマッケナのもとへ行くと、マッケナはハインリの肖像画を見せてくれました。

7、8歳頃のハインリはふくれっ面をしていましたが、とても可愛いとナビエは思います。

また、5 、6歳頃のハインリは今のハインリのような笑顔でした。

ふと、なぜマッケナがこんなにもハインリの肖像画を持っているのだろうかと疑問に思ったナビエは、そのことを尋ねると、この肖像画はハインリの罰として描かれたものだとマッケナは話します。

当時、じっとするのが苦手だったハインリが悪いことをした時、その罰としてハインリの母親が肖像画を描かせました。当初は母親が肖像画を管理していましたが、ハインリが大きくなると、自分で管理させるようになりました。しかし、ハインリが肖像画を捨てようとしていたのがバレ、それ以降、マッケナが肖像画を管理することになったとマッケナが経緯を説明します。

そんな話を聞いたナビエは、子供がハインリに似たら大変だろうな…と思いました。

マッケナが次の肖像画について話そうとすると、「トントン」と声が聞こえます。

そこには苦笑いしながらドアにもたれかかっているハインリがいました。


ラスタがエルギ公爵の元へ向かう道中、貴族たちとすれ違いますが、ラスタがソビエシュと不仲なのはすでに知れ渡っており、ラスタを笑う声が聞こえます。

ラスタは怒りで拳を握るものの、気にせずエルギ公爵の元へ向かいました。

エルギ公爵の元へ着くと、エルギ公爵はラスタを暖かく迎え入れました。

ラスタは実父が会いに来たこと、その目的はおそらくお金の無心であるが、ソビエシュと不仲の今、相談することができないとエルギ公爵に話します。

ラスタが奴隷になったのは父親が原因でした。しかし、実の父親を殺すことに抵抗のあったラスタは、どこか遠くに父親を送ることができたらと考えます。

そんなラスタにエルギ公爵は莫大な金額が書かれた小切手を手渡しました。ナビエの手形の問題もあり、躊躇するラスタでしたが、エルギ公爵が「助けたのは1度や2度ではないでしょ?私たちは友人だから」というと、ラスタは手形を受け取り、エルギ公爵が望む港をあげられるように努力すると言いました。


薄汚い通りで、背の高い、高そうな服を着ているエルギ公爵は目立ちました。明らかに貴族もしくは王族だろうと分かるエルギ公爵に人々は声をかけない中、1人、小柄で銀髪の目鼻立ちの整った男が声をかけます。

そるくん
そるくん

この特徴…もしかして

「私の娘を探してくれてありがとう」

その男はラスタの父親でした。

ラスタの父親はロテシュ子爵に会えたことの礼を言うと、エルギ公爵の目的や娘との関係を尋ねます。そして、このことを娘に知られたくなければ金を出せと脅しました。

「生まれながらにたちが悪い」

エルギ公爵はそう言うと、父親の後頭部を掴んで壁にぶつけ、首を締めます。父親が離してほしいと両手でもがくと気を失う前にエルギ公爵は父親を離しました。

そのままエルギ公爵が去る姿を見ながら、涙目の父親は「俺の娘は皇后だ!娘に行ってやる」と大声で悪態をつきました。

「再婚承認を要求します」 156話の感想

ナビエとハインリの幼少期は正反対と言って良いほどかもしれません。そんな2人が結ばれたのも面白いですが、子供は一体どっちに似るのか…夢の赤ちゃん鷲はハインリが手をつけられないほどわがままでしたが、ナビエの言うことには大人しく従いました。もし、あの夢が正夢なら、赤ちゃんもナビエには逆らえなさそうですね!笑

一方で、ラスタの父親の出現はまさかのエルギ公爵の仕業…エルギ公爵が一体何をしたいのか、本当に謎なのですが、良い予感はしないです。また、ラスタの見た目と性格の悪さは完全に父親譲りなんでしょうね。やはりラスタが奴隷になったのは父親のせい…そんな父親、ラスタは助けなさそうですけど、今後どうやって関わってくるのでしょうか?

続き(「再婚承認を要求します」 157話)を読む→

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