「再婚承認を要求します」ネタバレ 161話(小説)最新話のあらすじと感想

再婚承認を要求します 再婚承認を要求します
そるくん
そるくん

「再婚承認を要求します」の小説のあらすじと感想を紹介します。

前回のあらすじ

夜目覚めたナビエはハインリを探しに執務室に向かうと、普段と違うハインリの低い声が聞こえました。

←「再婚承認を要求します」 160話 あらすじと感想

「再婚承認を要求します」 161話のあらすじ ※ネタバレ注意

夜中、ハインリはマッケナを呼び出し、魔力減少に関して問題が起きたことを告げます。

魔法使いから魔力を奪う方法は厳しい条件を合わせる必要があり、ハインリは幼い頃の事故により偶然その方法を知りました。

ネックレスが原因で東大帝国側にバレたかもしれないと話すハインリにマッケナが状況を確認しに行くと言いますが、以前マッケナが矢を撃たれたこともあり、目立つため、カラスに行かせるようにと指示をします。

そるくん
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ハインリとナビエが文通をしていた時、ハインリの手紙をナビエに届けようとした青い鳥に変身したマッケナがソビエシュの指示によって、怪我をしてしまいましたね…

そして、ネックレスを回収するように、それが難しければ、壊してもかまわないとハインリは言いました。

話が終わり、部屋を出ようとすると、ハインリは扉の前で立ち止まります。不思議に思ったマッケナが声をかけて確認すると、ドアノブが凍っていました。一瞬にして魔法使いの仕業であると気づくマッケナですが、今、氷系の魔法を使える魔法使いが宮殿内にいなかったため、マッケナは東大帝国のスパイかと動揺します。

しかしハインリは落ち着いた様子でした。

そるくん
そるくん

ハインリはナビエだと気づいてますね…


”ネックレス…バレる…カラス…”

ハインリの執務室から聞こえた3つの単語がナビエの頭の中をめぐりつづけます。そのまま部屋の中に入って確認すればよかったのですが、ナビエはその場から逃げてしまったのでした。

ベットに横になっても、その3つの単語がナビエの頭から離れません。

”ハインリがもし魔力減少に関わっていたら…どうしよう…”

ナビエは役立たずになってしまったと泣いていたエベリーを思い出します。

その時、ドアの開く音がしたので、ナビエは急いで寝たふりをします。

「寝ましたか?」

ハインリの声はいつもと同じでした。

「良い夢を見てください」

ナビエにキスをしたハインリはナビエを引き寄せ、抱き抱えるようにして眠りました。

西大帝国にとって東大帝国はライバル国であるので、もし本当にハインリが魔力を奪っていたとしても、彼を責めることはできないとナビエは思います。

ナビエはハインリと同じように西大帝国を愛し、もし2つの国が争うことになれば、西大帝国が有利になるように動こうと考えます。しかし、東大帝国の人間であるナビエは同様に東大帝国の人々も愛しており、大切な家族、友人もいるため、西大帝国を愛するために東大帝国を踏みつけることもできませんでした。

”もしハインリが魔力を奪っていても責めることはないけど、恨んでしまうかもしれない…どうか、ハインリではありませんように…”

そるくん
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いずれナビエにもバレると思いますが、ハインリはその時どうするのでしょうか…


ナビエは翌朝、目を覚ますと空腹を感じます。ハインリの焼いたパンが食べたい…そう思っていると、ハインリがナビエの朝食を持ってきて、その中にナビエが食べたいと思ったパンがありました。

朝食をあっという間に平らげたナビエは、ハインリにホワイトモンドの件がどうなったのかと尋ねます。本当は昨晩のことを聞きたいと思っていましたが、もし『侵略する準備をしていた』と言われたら…と考えると聞くことができませんでした。

ハインリは、港を貸す代わりに侵略しないという協定を結んでほしいとホワイトモンド王に言われたことを話します。

ナビエはどうするのかと尋ねると、内容が曖昧な部分もあるため、もう少し考えてみるとハインリは返事しました。


ナビエは不妊症だという噂があるのにクリスタの父であるジュメンシア老公爵が何も対策をしないことにバサール侯爵は不審に思っていました。

しかし、ジュメンシア老公爵はこの噂はナビエの罠で、もしかしたら、すでに妊娠しているかもしれないと予測していました。

カトロン侯爵も動けない今、今の立場をとりあえず守るために、ジュメンシア老公爵は動かないことに決めます。

そるくん
そるくん

カトロン侯爵は夫人に止められて動けない…そんな中、ジュメンシア老公爵はナビエの策略ではないかと冷静な判断…さすが娘を王妃にしただけの頭がありますね!!

「娘に会いたいな。クリスタから連絡はきているか?」

「いえ、きておりません」

そるくん
そるくん

確か、ハインリの命令でマスタスが外部と連絡を取れないようにしましたよね…

ジュメンシア老公爵はクリスタに会いに行くことにしました。


ロテシュ子爵はラスタに頼まれた義両親の娘の捜索をしていました。捜索する中で、ラスタの義両親であるイスクア子爵夫妻の娘がある孤児院に引き取られたという情報を掴み、ロテシュ子爵は向かいます。

ロテシュ子爵が向かった孤児院にはナビエの肖像画が飾られていました。その孤児院はナビエが後援しており、その後ラスタがナビエのお金を使って後援した場所でもありました。

ロテシュ子爵がイスクア子爵夫妻の娘の特徴を孤児院の院長に話し、調べてもらった結果、2人の女の子に絞られました。

「そのうちの1人はすでに実の親に引き取られておりますので、もう1人の子だと思います。その子はエベリー。私たちの誇りです。」

「再婚承認を要求します」 161話の感想

エベリーのネックレスの件で2国間が非常にまずい状態になってますね…ナビエも立場上、皇后として西大帝国側につく覚悟があるようですが、内心複雑ですよね…

でも、悲しむナビエの姿を見てハインリがエベリーにネックレスを送ったことをナビエは知らないので、そこはなんとしてでもナビエには知ってほしいですね。

また、ラスタの義両親であるイスクア子爵夫妻の実の娘がエベリーである可能性が浮上しました!散々エベリーに対して嫌がらせをしていたイスクア子爵夫妻…この事実はラスタにとっても良くない情報ではあるので、ラスタが素直に教えなさそうですね。

続き(「再婚承認を要求します」 162話)を読む→

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