LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の原作小説89話を翻訳しました!
前回のあらすじ
西王国についたナビエですが、西王国の人々は歓迎する雰囲気ではありませんでした。結婚式をあげるまで王妃の部屋は使えないと言われ、先代王妃であるクリスタとともに王妃の離宮に滞在することになり、クリスタとともに離宮へ向かいます。
89話のあらすじ ※ネタバレ注意
クリスタは自分を王妃だという使用人たちを注意することができず、ナビエに訂正してもらいたがっているようでしたが、ナビエは黙ってその様子を見ていました。
ナビエは使用人たちの正直な反応を知りたかったため黙っていたんですね!
クリスタは使用人たちは若く、よく働く人たちなのでいずれナビエにも従うこと、そしてそのまま雇って欲しいことをナビエに言いました。ナビエは、クリスタと自分に対する対応は違うだろうと思い、自分と接点のない人はそのまま雇い、接点のある人は解雇はしないが、配属先は移動すると伝えました。
クリスタが雇った使用人はクリスタを王妃と言っているところから、ナビエには良い使用人とは思えませんね
離宮についたクリスタは部屋に戻ると侍女たちがナビエについて質問しました。クリスタがナビエは自分のことを牽制しているというとナビエに負けないようにと侍女たちはクリスタに言いました。
クリスタは離婚すると聞いてナビエを憐れんでいたのに、そのナビエに自分の地位を奪われて悔しく感じていました。クリスタもナビエと同じように再婚すればいいと侍女たちは慰めますが、クリスタの気持ちは変わりませんでした。
ナビエはクリスタの夫を奪ったわけでもなく、ハインリの兄は病死だったのでナビエは何も悪くないと思うのですが、クリスタは自分の地位を奪っていく存在に感じてしまったんですね。通常ではクリスタが宮殿から出ていかなければいけないと思うのですが、夫が死んでもなお、そこに残るのはなぜでしょうか?
ハインリは部下に1人で東大帝国へ行ったことは軽率な行動だったと謝罪しますが、東大帝国に行ったのは自分で決めたことでナビエは関係ないと言いました。
クリスタの従兄であるカトロン侯爵が、他国の皇后をしていたナビエをすぐにこの国の王妃として扱うように言われても無理だとハインリに言うとハインリは明日カトロン侯爵の席に他人がいても同じように接することができると言いました。
ケトラン公爵に、お前の代わりはいくらでもいると言いたげなハインリですね!
ナビエ以外にはなかなか厳しいハインリです!
部屋で考えごとをしていたナビエは窓の外にハインリがいることに気が付きました。ハインリはナビエに宝石の束を渡します。
宝石の束とはさすが宝石生産国ですね
ナビエはハインリを部屋にいれるために扉をあけたら、ハインリは扉から入らずに窓から入ってきたので、なぜ窓から入ったのかナビエは尋ねました。ハインリは習慣だといってそれからきまりが悪そうだったのでナビエはそれ以上聞かないことにしました。
ハインリの窓から入る習慣…鳥だからですよね。笑
ハインリはナビエを西王国の人に認めさせたいといいましたが、ナビエは自分の力で王妃であることを認めてもらえるようにするとハインリに言いました。
ハインリは自分にできることがあれば頼ってほしいというので、ナビエはユニムの姉を侍女にして欲しいとハインリに頼みました。
ハインリはコシャールがナビエのところに会いに行っていないことに気が付きました。
ナビエ大好きなコシャールが会いに来ていないのは不自然ですよね!
コシャールは自分の評判が悪いことを気にして、今自分がナビエに会うことで迷惑がかかるのでは?と思い、極力近づかないようにしていました。
ハインリはコシャールの評判がよくなるような仕事を任せました。
ハインリはナビエもナビエの家族も大切にしてくれていますね
ハインリは結婚式の準備をどうするか悩んでいました。通常であれば王妃が準備するものなのですが、ナビエはすでに王妃なのでナビエが準備するとなると贅沢にしても質素にしても言いがかりをつけられてしまいます。そうなるとクリスタに結婚の準備をしてもらうのがいいのですが、そうしてしまうとその過程で西王国でのクリスタの力が強まってしまう可能性があったの、頼むことができませんでした。
感想
やっと西王国の王妃になれたナビエでしたが、次はクリスタという壁が立ちはだかりました。クリスタはラスタと違って常識的だとは思いますが、離宮から出ていないことや、ナビエの再婚を喜ばないところからなにかあるような気がします…。ナビエには様々な試練がのしかかるので幸せになってほしいです。2人の結婚式はいったいどうなってしまうのでしょうか?