LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
LINEマンガ未公開話になります!
前回のあらすじ
ナビエはハインリから結婚式で西王国は西大帝国になることを知らされます。一方でソビエシュはナビエが面倒見ていたエベリーを皇居に呼ぶように指示します。
「再婚承認を要求します」 101話のあらすじ ※ネタバレ注意
初めて侍女の仕事をするデリスはミスが多く、ベテランのアリオンはそんなデリスを助けていました。このような間柄でデリスはアリオンにこの前ラスタを怒らせてしまったこと、午後から休暇をもらっているが、自分が休暇をもらったら余計にラスタは怒ってしまうだろうかと相談しました。
アリオンは結婚式の準備が本格的になったら忙しくなり、結婚後はさらに忙しくなるだろうから今のうちに休暇を取っておいた方がいいとアドバイスします。デリスはその助言に素直に従い、予定通り家に帰りました。
家にはデリスの久々の帰りを待ち侘びていた兄のジョアンソンが待っており、デリスが浮かない顔して帰ってきたので心配をします。
デリスはジョアンソンにラスタを怒らせてしまったことを話すと、ジョアンソンはデリスを庇うようなことを言わなかったので、デリスは少し不機嫌になります。
「お兄さんは前ラスタ様に会った時、ラスタ様のことが好きになったの?」
ジョアンソンはエレギ公爵に連れてきた平民の記者でした。デリスも記者として兄がラスタと会ったいたことを知っていたので聞いたのでした。
その質問にジョアンソンは嬉しそうな顔で認め、ラスタ様は平民の味方になってくれる素晴らしい方だと言い、自分たちが力になってあげなければならないと言います。デリスはラスタの皮肉を言っていた言葉が気になりましたが、結局納得し、「わかった」と返事をします。
昨日の昼、東大帝国と西王国で対立するようなことになったらどうするかと記者のモンドレに投げかけられた質問にナビエは「それは非常に稀なことだし、もしそんなことがあるとしても私が選択することではない」と答えました。回避したような回答でしたが、皇妃や王妃の仕事は国内政治だったためそれが事実でした。しかし、その質問はナビエの中で小さな騒動を起こしました。しばらく考えていると、ナビエのもとに東大帝国時代の侍女だったローラとジュベール伯爵夫人が近くまで来ているという嬉しいニュースが届きました。ローズもマスターズもいい人たちですが、ローラとジュベール伯爵夫人は過ごした年月が長く、その分情もあるので、ナビエは早く会いたいと思います。数時間後、2人がやってくるとお互いを強く抱きしめます。
ジュベール伯爵夫人が「皇妃陛下」と呼んでしまい、「王妃殿下と呼びますね。本当に言いなれないですね」と言い直すと、ナビエは数日後再び『皇妃殿下』と呼びことができるという言葉をぐっと堪えました。
ローラとジュベール伯爵夫人はローラとマスターズとも挨拶をしました。4人がぎこちなく挨拶している姿をナビエは面白く感じます。そして、夕方にはもう1つ嬉しいことがナビエに起こりました。ナビエのインタビューの記事を呼んだトゥアニア公爵夫人がナビエに会いに来たのでした。
ナビエとトゥアニア公爵夫人は再会を喜び合います。そしてトゥアニア公爵夫人はナビエにもう公爵夫人ではないからニアンと呼んで欲しいと言うことを伝え、ランドレ子爵とは今も付き合っているが、今は結婚を考えておらず、子供ができたら結婚することになると話ます。ニアンは今までの自分のことを話し、そして、新聞にしてまで自分を呼んだ理由は何かと尋ねます。
ナビエはハインリの兄である先代の王が若くしてなくなり、先代王妃のクリスタも若く、ナビエとハインリが結婚するまで王妃の仕事をこなしていたことを伝えると察しの良いニアンは「その人に従う人が多いでしょう」と言います。ナビエはニアンの手をつないで「あなたの能力が必要です。社交界を掌握してください。」とお願いするとニアンは「容易なことですね」と言うので、ナビエが感謝すると、「必ず恩返しをすると言ったじゃないですか」とニアンが言い、そしてランドレ子爵もナビエの力になるだろうと言いました。
西王国でローズやマスターズという良い人たちにも出会えたナビエですがやはり、東大帝国時代の仲の良い人々には敵いませんね!
一方でハインリはナビエのところに行ってはランチはローラとジュメール伯爵夫人、夕方はニアンのために会うことができず、不機嫌でした。そんなハインリにマッケナが今日は自分と遊んで欲しいと冗談を言って話しているときに、副官がやってきました。通常帰宅している時間にやってきたので、ハインリは驚きながらも入室の許可を出すと、副官が得体の知れない騎士団が首都近くで陣取っていることを報告しました。
魔法士軍隊で有名な東大帝国に対し、西王国は徹底に訓練された歩兵と騎士で軍事力を誇っていました。
危険なら追い出せばいいとハインリは言いますが、副官はその騎士団はどうやら国籍騎士団のようだと言います。それを聞いたハインリは副官を外に出し、マッケナと2人になります。
「殿下、彼らが何か気づいたのでしょうか?」
「…」
「魔法士の減少現象に我々が関わっていることに気づかれたら…」
大陸には東大帝国や西王国など多数の国家が加入している連合があり、国籍騎士団はその連合が運営する騎士団でした。正式な名称は影の騎士団で、平和を守るために活動していますが、平和への脅威になるものは早い段階で潰す行動をたくさんしていたので悪名高くもありました。
魔法士の減少減少は自然に起きたことでしたが、それを急速化させたのがハインリたちだったため、国籍騎士団がそのことに気付いて首都にきたのではないかと緊張します。
ハインリがマッケナに確認に行かせ、二時間半ほどでマッケナは戻ってきました。
マッケナは国籍騎士団ではあるが、自分たちに勘づいてきたわけではないこと、国籍騎士団を率いた団長がランドレ子爵であったことを報告します。
ハインリは新年会のパーティーでランドレ子爵のことを知っており、トゥアニア公爵夫人に付き纏い、ラスタよって追放された人物だと記憶していました。そんな人物が国籍騎士団長とは…とハインリは呆れて笑います。
恋にうつつを抜かしていたランドレ子爵が悪名高い国籍騎士団とは!意外ですね!
翌日、ハインリが貴族や高官たちと会議を始めたとき、ランドレ子爵が国籍騎士団の名で公式な謁見を要請しました。ハインリはなぜここまで来たのかを知りたかったのでその要請を許可します。
「久しぶりだね」
「影の騎士団の5の騎士団団長、ランドレと申します」
「国籍騎士団が首都の近くにいると聞いたが、なぜだい?君たちのせいで国民が不安を感じている。答えによっては解散してもらわなければいけない」
「ナビエ王妃様が以前、私の命を救ってくれたことがあります」
「私の妻が?」
「はい、その恩を返したいと思っております。ナビエ様の正式な護衛が決まるまで、私たちがナビエ様の個人の騎士団の役割をすることを許可していただけませんか?」
国籍騎士団の10のうち3つは国連首長の命令のみを推敲しますが、残りの7つは独自に行動していました。しかし、1人のための個人の騎士団になりたいとやってきたのは初めてのことでした。
「直接聞きなさい。」
「再婚承認を要求します」 101話の感想
トゥアニア公爵夫人につづき、ランドレ子爵もナビエに恩返しをするために西王国にやってきましたね!2人が結婚していないのは意外でしたが、ラスタのせいでひどい目にあった2人が元気そうでよかったですそして、ハインリとマッケナは魔術士の減少現象に関わっているとは!魔術士軍隊を誇る東大帝国の軍事力を削ぐためでしょうか?