LINEマンガで人気配信中の「ハーレムの男たち」の続きが気になったので、原作小説を翻訳しました！
LINEマンガ27話、28話の内容になります！
前回のあらすじ
何者かがゲスターに石を投げ、それを聞いたラティルは側室達に注意します。ラティルの初恋相手を知ったタッシールはヒュアツインテを調べるために
「ハーレムの男たち」26話（小説）のあらすじ ※ネタバレ注意
クラインはラティルが注意している間に自分に目で合図したことを思い出し笑います。渋々ハートのかたちを手で作ってあげた時にと笑った顔が可愛かったなと思います。
ラティルは犯人ではないかと見たのを合図だと勘違いしてのこの行動だったのですね…笑
クラインが気分良くしている時にタッシールがクラインに声をかけました。
クラインはタッシールのことをライバルとは思ってもいませんでしたが、それでも側室なので口を聞きたくもなく、返事をせずに歩いていきました。しかし、タッシールが近寄り。速度を合わせて並び、挨拶をしてきました。クラインは冷たくあしらうも、タッシールは笑いながら対応するので、クラインは心のなかでタッシールに感心します。クラインがどうして自分のもとに来たのか尋ねると、タッシールはなぜクラインが側室にやってきたのか尋ねます。クラインは「皇帝は私に片思いをしている」と告げるとタッシールとその侍従は顔を見合わせますが、タッシールはクラインがヒュアツインテとラティルが恋仲であったことを知らないのだと考えました。続いてタッシールはヒュアツインテのことを尋ねます。クラインはヒュアツインテのことを「欲張りで望むもの、必要なものは何でも逃さないようにする」と言いました。そして腕を組んでうなずくタッシールの肩を掴み「商人よ。お前が兄の役に立ったり、気に入られたりしたら、お前が逃げても追いかけてくる。だからあれこれ考える必要はない」とクラインは言いました。
ヒュアツインテは首席秘書にクラインからの連絡を確認し、ため息をつきます。ヒュアツインテは騎士団副団長のアクシアンをタリウムに向かわせましたが、到着するには半月近くの時間がかかるため、まだ到着していないようでした。
ヒュアツインテはラティルのことを思い出し、ため息をつきます。
ヒュアツインテはまだラティルのことが好きなのですね！
するとノックの音が聞こえ、別の秘書がやってきて「前の事案についての調査結果が出ました」と報告します。報告書には、ヒュアツインテがラティルに送っていた手紙やプレゼントの半分はダガ公爵によって奪取されたと書かれていました。アイニーの父であるダガ公爵はヒュアツインテが皇帝になる前から、彼を監視しており、結婚使節団を外国に送る前までは個人的な手紙も書けないほどでした。ヒュアツインテが権力を固めるにつれて状況は逆転していきましたが、依然として不利な点は多くありました。
ヒュアツインテは副秘書に手紙を用意させ、ラティルに手紙を書き、手紙は信頼できる人に直接渡すように指示をしました。
事件が起こった夜、ラティルはゲスターのもとに尋ねました。ラティルはゲスターをベットのところまで連れていき、座らせて怪我がないか確認しました。ラティルがゲスターの護衛の腕がいいと褒めると、ゲスターは父親が病弱な自分のために選んでくれた友達だと話します。ラティルはゲスターが病弱だということに驚き、見た目で判断してはいけないと思います。そして、「私が前に行った言葉を覚えてる？」と尋ね、何か会った時、ラティルに頼るようにいったことは今も有効だと伝え、「あなたを守ってあげるから」とラティルはゲスターの頭を抱えました。
翌朝、ラティルが起き上がるとゲスターは朝が弱いため、熟睡をしていました。
ラティルがゲスターの見送り無しで出ると侍従たちは慌てた様子でしたが、ラティルは寝ているから起こさないように頼んで部屋に戻ろうとしました。
部屋に向かうと廊下でクラインは椅子に座って待っていました。
「なぜここにいるの？」
「陛下をお待ちしていました。全然いらっしゃらないので」
「あなたはお兄さんに似ていないね」
「ありがとうございます。よく言われます。」
「どれくらいここにいたの？」
「そんなに長くはいませんでした。」
クラインがそう答えると騎士が軽く首を横に振り、長くいたことを示しました。
ラティルは衝動的にクラインを朝食に誘ました。
「ハーレムの男たち」26話（小説）の感想
クラインの勘違いが可愛すぎます！笑
突然手でハートをつくったのはこういう理由だったのか！と謎が解けましたが、それでもやっぱり行動が読めないですね！笑
ラティルはゲスターの部屋にも訪れましたが、今回も何もなかった様子！残るはクラインとタッシールですね！クラインは待ちきれず、自ら訪問しちゃってますが、こんなクラインと無事何もなく夜を過ごせることはできるのでしょうか？笑