LINEマンガで人気配信中の「ハーレムの男たち」の続きが気になったので、原作を翻訳しました！
LINEマンガ21話〜23話の内容になります！
前回のあらすじ
ラティルが図書館にいたゲスターと会話をすると昔と変わらない性格とそして自分への好意に気が付きます。宮殿を散歩しているタッシールは手をつないで散歩をしているラティルとゲスターの姿を目撃しました。
21話のあらすじ ※ネタバレ注意
タッシールの部下達は一体一日でどんな手を使ったのだろうと思いました。しかしタッシールが興味深い目でラティルとゲスターを眺めていたので部下はそれを口に出しませんでした。タッシールはゲスターのことを「おとなしい猫だと思ってほっといたら、飼い主好みがちょうどのねこだった」といい、ラティルの好みや過去、初恋の人を調べると部下に言って詳しく計画を立てるために部屋に戻りました。
タッシールが突然やる気を出し始めましたね！
ハーレムに側室たちが入って2回目の夜、クラインは全身鏡に自分を映しながら、今日は自分のところにラティルがくると侍従に宣言します。しかしいくら待ってもラティルが現れる様子がなかったのでクラインは侍従にラティルが今どこにいるのか確認するように指示をしました。
侍従はどうやってラティルを探せばいいかとしばらく立ち尽くしましたが、悩んだ末に直接歩きまわって探すことにしました。他の側室の部屋を見て回った結果、ラティルがどの側室の部屋にも訪れていないことがわかりました。もし、ラティルが他の側室の部屋に訪れていたら、その部屋の門の前で近衛兵が待機しているはずだからです。
侍従は戻ってそのことをクラインに伝えると、クラインは驚きました。
その頃ラティルは部屋でずっと仕事をして夜を明かしました。ラティルの起きる時間は決まっていたため、眠っても3時間後には目を覚まさなければいけませんでした。ラティルは寝不足で身体の重い中、簡単に洗って白い服を着て、髪を一つに束ねました。
扉をあけるとラムナンがいてラティルは驚きました。ラムナンが話があると言うので朝食を一緒にとりながら話そうとラティルが誘い、2人は食堂へ向かいました。
ラムナンはクラインのように押しかけてくるタイプじゃなかったので予想外の彼の行動にラティルは驚いたんですね！
食堂につくと2人分の食事が用意されており、席についてサラダを食べながらラティルは話すようにラムナンに目配せします。
ラムナンはプレセントを侍従長から受け取ったが、初夜のお祝いを受け取れないと返します。
侍従長が初夜のお祝いとしてプレゼントを持ってきましたが、2人は本当の初夜を過ごしていません…
ラティルは初夜をどう過ごそうと自分の男にプレゼントを送っただけなので、その贈り物を部屋に置いて使わないのもラムナンの自由だといい、プレゼントは返さなくていいと言いました。
「贈り物をくださる前に陛下をくださる気はないのですか？」
「いまはない」
「それでは私が差し上げますので。まずはもらってください。それはできますか？」
ラティルはまだ自分たちは5回しかちゃんと会っていないのだからゆっくり行こうと言いました。
ラムナンは初夜を過ごせなくて自尊心が傷つけられたから積極的なんですね！
ラムナンが出ていった後、ラティルはラムナンの自尊心の高さに舌打ちをしました。
するとサーナット卿が口元をそっとあげているのが見えて、ラティルはなにか良いことがあったかとサーナット卿に訪ねます。サーナット卿はあると答えつつも、ラティルには内緒だと言いました。
ラティルは手紙の進捗状況を確認するとサーナット卿1人でやっているため、早く進まないと答えます。極秘のため、自分に手伝えることはないかと聞くラティルにサーナット卿は1度笑ってほしいと言います。ラティルは冗談ではなく、本当に自分が手伝えることがないか、その仕事を早く終えたほうが自分にとってもいいからとサーナット卿にいうと、サーナット卿は納得したのかしばらく悩んでから、メルローにいた頃の321通の手紙の差出人と目的を書いて欲しいとお願いしました。
夜の11時、ラティルは手紙をまとめ、ペンを置きました。
そして引き出しを引っかき回していると肖像画の書類を見つけました。それは顔が気に入った唯一の側室、カルレインの肖像画でした。その肖像画は改めて見てもラティルを魅了しました。ラティルは誓約式のときにあまりの忙しさに近くで見れなかったので、今日はこれ以上働くのも難しいと思い、カルレインのもとに行くことに決め、侍女に手配しました。
感想
2番目に訪問するのはカルレインでした！たしかにカルレインは未だ謎めいている部分が多いのでどんな人物か気になります！目立った行動といえば、誓約式のときにタッシールに死人みたいだと言われてフォークで目を刺そうとしてましたね…続きがますます気になります！