LINEマンガで人気配信中の「ハーレムの男たち」の続きが気になったので、原作を翻訳しました!
前回のあらすじ
サーナット卿が手紙の件を調べに父親が領主の町に行きます。父親にはラティルへの気持ちのことで心配されますが、サーナット卿は側室とは違う形でラティルに愛をあたえるという固い決心を伝えます。帰ってきたサーナット卿はラティルと一緒に食堂に向かうとトゥーラ皇子の母親がラティルに会いたがっていると騎士から報告を受けます。
16話のあらすじ ※ネタバレ注意
ラティルはトゥーラ皇子の母親が餓死しようが気にしませんでした。父親の側室は好きではありませんでしたが、トゥーラの母親は側室の中で最も嫌いだったので餓死しても会いたくありませんでした。しかし、トゥーラ皇子をためらうことなく殺し、周りに冷酷な印象を残しているラティルはその母親を殺す必要はありませんでした。
ラティルは騎士に行くことを告げました。
ラティルはトゥーラ皇子の母親のことを思い出していました。最初に見たときは華麗な女性で、どうして自分の父親と腕を組んでいるのか、父親が自分や母親をおいて行くのはおかしいと思いました。2回目は怒っていました。見たこともない弟と名乗る子供が無礼だったのですねを蹴って泣かすとそれをみたトゥーラ皇子の母親が金切り声をあげながらやってきてラティルを押し倒しました。3回目に会ったときはラティルのことを睨みつけてました。ラティルは母を泣かした女は笑っているより、あんな歪んでいる方がお似合いだと笑いました。
ラティルはトゥーラ皇子の母親に昔のことを思い出すと言いました。トゥーラ皇子の母親はラティルを睨みつけて悪態をつきました。ラティルはなぜ自分の呼んだのかトゥーラ皇子の母親に尋ねると先程の威勢はなくなりもじもじし始めました。しばらく沈黙が続き、自分の息子がどこにいるのか尋ねました。ラティルは驚きました。一ヶ月以上経っており、誰かが伝えていると思っていたからです。ラティルはどう伝えるか悩みました。もし生きていると伝えれば、いつか息子がラティルを殺して自分を自分を助けに来ると信じて生きていきます。しかし、ラティルは彼女を苦しめる道を選びました。
「トゥーラは死んでいます。私が処刑しろと命じました。」
トゥーラ皇子の母親は最初は信じられないと衝撃を受けましたが、ラティルの話を聞いて次は怒りがこみ上げてきました。彼女はラティルの顔にツバを吐きます。
サーナット卿が彼女に剣を向けると、ラティルは剣で殺してはいけないと言います。
ラティルはサーナット卿に渡されたハンカチでツバを拭いて外に出ようとしたとき、トゥーラ皇子の母親は恐ろしい目でラティルを睨んで言いました。
「あなたは最も大切な人に裏切られるだろう、一番信じている人に気をつけたほうが良いよ」
ラティルは呪いの言葉は怖くなかったのですが、食欲がなくなったのでディナーを諦めて寝室に向かいます。サーナット卿は心配であえて寝室までついていきました。
ラティルはトゥーラ皇子の母親が言った言葉が、気になりました。ただの悪口かもしれませんが、手紙泥棒と暗殺犯が捕まってない今、その言葉を無視することができませんでした。ラティルはトゥーラ皇子の母親への監視を強めるようにサーナット卿に指示をしました。
そして、今後自分の近くにいることになる側室たちも確認する必要があるといいます。
ラティルはふと思い出し、トゥーラ皇子の母親のツバのついたハンカチをどうするかサーナットに尋ねました。
感想
トゥーラ皇子の母親はなかなか強烈な女性でした。しかし、最後の呪いの言葉は気になります。サーナット卿やクライン、ラムナンは信じて良さそうな気がしますが…本当にラティルを裏切る人はでてくるのでしょうか?トゥーラ皇子と条約を結んだ国もまだまだ不明ですし…今後どうなるのでしょうか!続きが気になります!