LINEマンガで人気配信中の「ハーレムの男たち」の続きが気になったので、原作を翻訳しました!
LINEマンガ23話、24話の内容になります!
前回のあらすじ
ハーレムの初夜をラムナンと過ごしたラティルは2日の夜は誰のとこにも行きませんでした。夜、ラティルはサーナット卿に指示していた作業の手伝いを終え、ふとカルレインのもとに訪れることにします。
22話のあらすじ ※ネタバレ注意
ラティルは部屋を出た後、廊下を歩き回り、人工湖を見て、ヒュアツィンテとのことを思い出しました。ラティルは心臓が痛みましたが、深呼吸をして気持ちを切り替え、ハーレムに入りました。
カルレインはラムナンのときと違い、事前に連絡を受けているようでした。ラティルは声をかけようとしましたが、これが初めての会話になると思うとなんと声をかけようか悩みました。ラティルがしばらく眺めているとカルレインがドアを開けてくれたのでラティルは中に入りました。
ラティルはカルレインを見て、肖像画よりも色っぽいと感じました。
カルレインはラティルのどタイプでしたね!
ラティルがなんと言えばいいか悩んでいるとカルレインがラティルの首筋に唇をよせて、「長い間待っていた、主人」と言いました。カルレインはラティルの匂いを嗅ぐつもりだったようで、ラティルは驚いて挨拶をしましたが、ラティルが挨拶をしてもカルレインは離れなかったので、ラティルの首筋にカルレインの冷たい息がかかりました。ラティルはそっと後ろに反り返り、長い間待っていたことについて尋ねると、カルレインは「生まれた時から」と答えます。ラティルは自分が生まれたことは国民や外人も知っているはずだからと1人で解釈しうなずきました。会話をおえると再びカルレインが首筋に鼻を近づけようとするのでラティルは遮りました。「なぜ遮るのか、主人」とカルレインが言うので、それはカルレインが首を…と言いかけ、なぜ自分のことを”主人”と呼ぶのかラティルは尋ねました。カルレインは「主人だから」というのでラティルは”陛下”と呼ぶように言いました。
カルレインは再び首に鼻を近づけようとしたのでラティルが「止まれ」と言うとカルレインは言うことを聞きました。ラティルはカルレインのことを半野生の狼のようだと思い、カルレインの顔をどかそうとつかもうとした時、カルレインはラティルの指を噛みました。ラティルが驚き、指を抜くとカルレインはそのまま腕にそってキスをしてきました。あっという間にラティルはカルレインの下敷きになってしまい、カルレインの手が、耳元、首、肩を触った瞬間、ラティルは「止まれ」と叫びました。今回も命令をきき、カルレインはピタリと止まってラティルを見ました。
ラティルはカルレインに降りるように指示し、何もしないで帰るつもりだと話します。そして、ラティルはカルレインとの境界線に枕をおき、寝ている間に枕を動かさないように言いました。
翌朝、ラティルが起きると枕は最初に置いた位置のままでした。ラティルがベットから降りるとカルレインがマントの紐が外れていることにきづいて結びました。その間、ラティルはカルレインの指やまつげを見ていました。カルレインが「お気に召しましたか?」と尋ねてきたので、カルレインのまつげのことだと思ったラティルは「キレイだね」と返事しますが「手仕事は得意です」とカルレインがいったので、ラティルは「腕がいい」とぎこちない様子で付け加えました。
ラティルが今になってカルレインをはっきりと見ると、一晩寝たにも関わらず髪の毛一本乱れていないことに驚きました。
カルレイン、どうやって寝たのでしょう?
変な男だとラティルは思いながら外を出る前にこっそりとカルレインを見ると、暗い表情でこちらを見ていたので、ラティルは戻ってカルレインを呼びました。
「お前、ずいぶん前から私を待っていたといったが、本当はいつから?」
「実は」
「実は?」
「生まれる前から」
ラティルはドアをしめて出ていきました。
生まれる前からラティルを待っていて、しきりに匂いを嗅ごうとして…カルレインはなかなか謎に包まれていますね!
ラティルはカルレインのことを変なやつだ、傭兵はみんなあんなふうに自分勝手なのか?と思いながらハーレムの門を出ようとした時、クラインがラティルを呼び止め、一生懸命走ってきました。その姿を不憫に思ったラティルはクラインを待っていると、自分がどの様に走ってきたのか気付いたクラインは咳払いをしました。そしてどうして自分をもてあそぶのかとラティルに言いました。
「私の嫉妬心を刺激するのでしたら十分です。」
「?」
「これが目的じゃなかったのですか?」
「私が?」
クラインは焦らされていたと思っていたんですね。笑
感想
カルレインが登場しましたが、登場しても謎が深まるばかりでした!生まれる前から待っていた…ななんでしょう、まったく意味がわかりません!そしてクラインはラティルのこと大好きですよね、ラティルは自分が好きだと言ってますが、自ら側室としてタリウムに来て毎晩毎晩ラティルを待って…。側室のもとに行ってもなにもしないラティルですが、のこりのクライン、タッシール、ゲスターではどうなるのか!楽しみです!