LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
LINEマンガ未公開話になります!
前回のあらすじ
ナビエの元にローラ、ジュメール伯爵夫人、トゥアニア公爵夫人が訪れ、再会を喜び合います。そしてハインリの元には国籍騎士団の団長としてランドレ子爵が現れ、ナビエの個人の騎士団になりたいと要請するのでした。
「再婚承認を要求します」 102話のあらすじ ※ネタバレ注意
「そうですか…よかったですね」
国籍騎士団の団長がナビエが恩人だと尋ねてきたことを聞いたクリスタは寂しそうに笑いながら呟きました。このことは西王国にとって良いことなのですが、それをやり遂げたのは自分ではないということが辛いのでした。
クリスタはしばらく考えた後で自分が育てている花で花籠を作り、ナビエに送るように侍女に指示します。侍女たちは先にクリスタがナビエにプレゼントを送るのを反対しますが、クリスタは侍女たちを宥め、王妃に友好的な姿勢を見せなければいけないと言いました。
ナビエの側近がクリスタの侍女を侮辱した以降、より一層クリスタの侍女たちはナビエやその侍女たちを嫌っていました。クリスタの侍女たちはナビエがマレイにーを招待したことを告げ、ナビエはクリスタを目の敵にしていると言います。
マレイニーはハインリの王妃候補でクリスタと仲良くない人物でしたね!ナビエが社交界の力を得るためローズに約束を取り付けるようお願いしていましたね!
ナビエの登場により、権力を失うのはクリスタだけではなく、クリスタの侍女たちも同じでした。もし他の権力のある令嬢とハインリが結婚していたならば、浮気者のハインリはその後何人もの側室をとり、王妃は王の心も社交界の力も得られないまま名ばかりの王妃になるはずでした。しかしそうではない現状、クリスタの侍女たちはクリスタにどうにかしなければ、社交界の力までナビエに奪われてしまうと言います。クリスタは青ざめた顔で悲しそうに笑いながら自分にはすでに権力がないと話すのでした。
ナビエが侍女たちと会話をしているとき、ランドレ子爵が現れ、恩返ししにきたと言って、自分が率いてきた騎士団をナビエの個人の騎士団になる許可が欲しいと言いました。
ランドレ子爵たちが去った後、領地を持っていないランドレ子爵の騎士団とはどう言うことなのかと疑問に思うナビエのもとにハインリによって送られた侍従が国籍騎士団であることを伝え、ナビエは驚きます。そしてそれを聞いたマスターズは一度国籍騎士団と戦ってみたかったと興奮しました。
そしてローズも興奮した様子でニアンは侍女にならないのか尋ねてきたので、ニアンは人が好きで社交界で注目を浴びて生きていくタイプの人だから、侍女のように限られた人としか会えない仕事はやらないだろうとナビエは答えました。
するとまた東大帝国から訪問者がきたという連絡が入ったので、ナビエは誰なのか期待して入室を許可しました。しかし部屋に入った人は顔は知っていますが、ナビエの友人ではありませんでした。
「皇帝陛下の命令でナビエ様の安否を確認しにきました。」
今回の訪問者が挨拶するとローラとジュベール伯爵夫人の顔が冷ややかになり、彼もこのような雰囲気になると予想していたかのように苦々しく笑いました。
ソビエシュの遣いですね…
何か言いたそうな仕草をしたのでナビエは侍女たちを部屋から出し、ソビエシュが本当に自分の安否の確認だけをしに寄越したのか尋ねるとポケットから手紙を出しました。その手紙は見慣れたソビエシュの筆跡で書かれていました。ナビエは手紙を読み終えた後、手紙を封筒に戻し、訪問者に部屋の外に出るように指示しました。訪問者は外で待っているからいつでも呼んで欲しいと言ってナビエの指示に素直に従いました。その訪問者が待つと言うのはナビエがソビエシュに返事を書くと思ってのことでした。手紙にはナビエが予想していなかった内容が書かれており、ラスタとの結婚は1年という期限付きだということ、子供を妾腹にしたくないために行ったことで、子供が産まれたら再びナビエを妃にするつもりだったことが書かれていました。それを読んだナビエは自分でも分からない感情に襲われましたが、確実なのは自分とソビエシュの関係は終わったと言うことでした。ナビエはすでにハインリと結婚しており、大変だったときに手を差し伸べてくれたハインリを捨ててソビエシュと再婚することは考えられませんでした。それにたとえ再婚したとしてもラスタの赤ちゃんの面倒をみたいと思わないし、ラスタの赤ちゃんもいずれ大きくなれば、ナビエが自分の本当の母親を追い出した人だと考えるだろうと思うと再婚して良いことはありませんでした。ナビエは返事をしないことにし、ソビエシュの遣いにも返事がないから帰るように言いました。
ソビエシュの遣いが帰った後もナビエの気分は複雑でした。窓の外を眺めて、いくらか時間が過ぎたこと、窓にハインリが現れました。ハインリはソビエシュの遣いが来たことを聞いてやってきたようでした。ナビエは手紙をもらったが返事は出していないことを伝えると、ハインリの表情は明るくなります。
「今の私はあなたの妻です。無駄な心配はしないでください。ハインリ」
「クイーン…心臓がドキドキします。」
口先だけではなく、ハインリの顔も赤み帯びて来て、その姿を見たナビエはなんとなくハインリの頬をかみたくなります。とんでもない考えにナビエは一瞬恥ずかしくなりました。ソビエシュにはどんな感情なのか分からず、ただ混乱するだけなのに対し、ハインリには可愛くて愛しいと思うナビエは喉から何か言葉が出そうですが、何が出てくるのか分からず、しばらく悩んだ末、「安心してください」と重ねて言いました。
その時刻、カフメンは交流国を探すどころか、自分の体を解読する方法を探していました。あちこちを探した末、彼が頼ったのはアカデミーのアカデミーの師匠でした。
通常妙薬を飲んだらどうなるのか師匠が尋ねると、カフメンはナビエの肖像画が入ったペンダントを見ながら、解毒剤を飲んだらすぐに治るが、解毒剤を飲まなくても一週間以内に治るそうだと説明しました。
カフメンは未だに媚薬の効果が消えてないようですね…
師匠は他の解毒方法を試したかカフメンに尋ねると、カフメンは魔法アカデミーの主席卒業生だったためか、すでにある解読方法を全て試したようでした。師匠の表情は暗くなり、カフメンも表情が暗くなりました。
「他に手段がないですか?先生」
カフメンはナビエから離れれば症状が落ち着くと思い、逃げるように宮殿から去りましたが、それは間違いでした。いつでも会える時の方がましで、会えないとなると心臓がとても苦しくなりました。気をつけていないと夜中でも会いに行きそうになり、カフメンはナビエの肖像画だけでも何十個も所持していますが、それだけでは物足りず、自分でも恐ろしいと感じるほどでした。
師匠はしばらく考えた後、3つ原因があるのではないかと言いました。1つ目は直接作ったものだから、カフメンにだけその妙薬が成功してしまった。2つ目は最近魔法士たちの魔力減少現象が起きており、その影響ではないか。3つ目はその薬を飲む前からカフメンがその相手を愛していたこと。
それを聞いたカフメンは驚きますが、師匠は複合的な可能性もあると付け加えます。
その時、師匠の助手がドアを叩き、カフメンを探して王国から人が来たことを告ました。
「再婚承認を要求します」 102話の感想
ソビエシュの遣いは無事ソビエシュの手紙を届けることができたようですが…やはりソビエシュの思うようにナビエは動かないようです。返事の手紙を持たずに帰る遣い…ソビエシュのとばっちりに合いそうですね。
そして、ナビエは確実にハインリを好きになっていますよね。笑
この感情が分からないようなので…もしかして初恋なのでは?と思いました。
カフメン大公は未だにナビエのことが好きなようです…もし、カフメンが逃げずにあのまま宮殿にいたら、ハインリではなく、カフメンがナビエの結婚相手になっていたのでは…?なんて考えてしまいます。