LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
デリスに青い鳥の羽を発見されたラスタはデリスに罪をなすりつけ、投獄してしまいます。そして、それを聞いたソビエシュは真相を知るために、青い鳥を用意し、自分の部屋にラスタを呼んだのでした。一方でナビエは結婚式2日前にソビエシュたちが西王国に到着したこと、そしてその夕方にはハインリとソビエシュが食事していることを知らされます。
「再婚承認を要求します」 115話のあらすじ ※ネタバレ注意
ラスタは腹痛を理由にソビエシュのもとへは行きませんでした。
青い鳥の嘘発見機、始動せず…
しかし、その日以降、ソビエシュの機嫌が悪く、ラスタが妊娠してからしている子守唄も今までの半分の時間になってしまいます。
ラスタはソビエシュが綺麗で魅力的なデリスに想いを寄せており、自分がデリスを投獄したから機嫌が悪いのだと思いました。
「デリスはラスタを呪い殺そうとしたのに。ラスタが危なかったのに、デリスの方が大切なの?」
アリアンはテーブルにお茶を置きながら、ラスタの独り言に驚きます。
アリアンはデリスが容疑をかけられた日、用事で留守にしていたことを知っており、デリスが無実であることを分かっていました。ラスタもデリスの仕業ではないと知っているはずなのに、まるでデリスが本当の犯人のように話すラスタの独り言に驚いたのです。
”一人でいる時も演技をしているの…?それとも”
ラスタの視線を感じたアリアンは考えることをやめ、部屋を出ていきました。
ラスタ怖い。怖すぎる!!!
イライラしていたラスタですが、胎動を感じ、今はこんなことをしている場合はないと思い、ナビエへの復讐の方法を考えます。
ラスタの被害妄想がここまでくると恐怖でしかない…
ラスタはナビエの西王国での過ごし方やトラブルがないかヴェルディ子爵夫人と護衛に調査するように指示し、ナビエが前王妃であるクリスタとうまくいっていないことを知ります。
ラスタはクリスタを自分のもとに呼ぶように指示し、そのために簡単な料理とお酒も用意させました。
クリスタがラスタのもとにやってくると、クリスタはラスタに丁寧な挨拶をします。それを見たラスタは気分がよくなり笑顔でクリスタを歓迎しました。
ラスタは自分の向かいにクリスタを座らせ、自分は貴族の娘だが、幼い頃は平民として育てられ、そのために社交界デビューが遅れたこと、今も親しい貴族がいないなど、自分の話をし始めます。
そして東大帝国では貴族はみんなナビエ側の人間で自分は孤立していたことを話し、西王国の貴族の方と仲良くなりたいと話ました。
クリスタは当初、クリスタのことを良く思っていませんでした。また皇后まで上りつめた魔性の女とも西王国で噂されていたのでクリスタはラスタを警戒しますが、実際に会ってみたラスタは社交界デビューしたばかりのような素朴な田舎娘のようでした。
「ラスタはクリスタ様と仲良くなりたいです」
クリスタはラスタの天使のような笑顔に思わず頷いてしまいます。ラスタの話を聞いているうちにクリスタはラスタとの会話が楽しくなっていたのでした。
クリスタの警戒心が緩み始めたころ、ラスタは貴族のことが分からないから教えて欲しいと前置きしてクリスタにどうして再婚をしないのかと尋ねます。
ラスタはナビエとソビエシュが政略結婚であったからすぐにハインリと結婚したこと、それが貴族の結婚でよくある事なら、クリスタもすぐに再婚できるのではないかとラスタは言いました。
クリスタも周りも凍りついてます…
「その話はしたくありません」
クリスタがそう言うとラスタは慌てて謝罪しますが、その時のクリスタの真剣な表情にクリスタには好きな人がいるのではないかとラスタは感じます。
ラスタはクリスタにお酒を勧め、だんだん酔ってきたクリスタにラスタはさらに尋ねます。
「ナビエ様のように不倫して再婚するのではなく、クリスタ様は夫と死別したのに、クリスタ様は再婚できないなんておかしくないですか?」
言い切っちゃうラスタ恐ろしい…もちろんナビエは浮気してない!
その時、クリスタが苦笑いをしたのをラスタは見て喜びます。
クリスタ、酔ってきてる…制御できなくなってる…
そしてとうとうクリスタは本音を打ち明けてしまいます。
「私は世界中のどの男性とでも結婚することはできますが、私が本当に望むたった一人の方とは結婚できないのです。」
微笑みながらも目に涙を溜めてそういうクリスタにラスタは笑顔でハンカチを渡します。
”クリスタ様はハインリが好きなんだ”
結婚式の前日、ナビエとハインリはリハーサルのために式場に向かいます。結婚式では帝国になることも宣言するため、側近たちも集まって話し合っていました。
しかし、意見がなかなかまとまらず、その間ハインリとナビエは片隅で休みます。
ナビエは昨日の夕食でソビエシュと何を話したのかハインリに尋ねます。ハインリはソビエシュが怒るような言葉を選んで話したことを言うとナビエは驚きます。しかし、以前ハインリが新年会でソビエシュを怒らせていたことを思い出し、いつもは優しいハインリですが、人を怒らせるのが得意な一面もあるとナビエは思い、顔をしかめます。
「ハインリに怒っているんですか?ハインリに怒らないで」
「その話し方を真似しないで」
ハインリがラスタのような話し方をしているのに、ナビエはなぜだか可愛く感じました。
「本当に好きですよ。奥さん」
ハインリはナビエの肩にもたれかかると、ナビエもハインリに頭を擦り付けました。しかし、その様子を他の人も見ていることに気づいたナビエは真面目な表情をしてすぐに頭を上げます。そしてハインリにソビエシュと仲良くする必要もないが、わざと争う必要もない、余計なトラブルは起こさない方がいいと言います。しかし、ハインリは返事をしませんでした。
「ハインリ!」
「あなたに告白したいことがあります。私は男女の経験がありません。だから初夜は私をリードしてください」
それを聞いたナビエの顔は一気に熱くなり、そのことをハインリに気づかれなようナビエは顔を伏せます。
「顔が赤いですよ、奥さん?」
ナビエは平気なふりをしようとしますが、それができなかったため、式場から逃げるように出ます。
すると外にはカフメン大公が立ってました。
「再婚承認を要求します」 115話の感想
ラスタの狂気がどんどん強まっていますね…最初は純粋に見えたラスタもどんどん狂っていってる気がします。もはや自分が逃亡奴隷だったことも忘れて本当に貴族の娘であり、ナビエにいじめられていたと勘違いしていたのでしょう…でも、ナビエから皇后の座を奪えたんだからそれで満足すればいいのに、どうしてここまでナビエに執着するのか…謎ですね。
そしてハインリの衝撃的な告白!!!結婚式前日にこんな爆弾を投下されるなんて!!!笑
さすがのナビエ様も冷静さを保つことができなかったようです…笑
明日は結婚式、そして初夜!一体どうなるのでしょうか!