LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
ラスタはナビエに復讐するためにクリスタに近づき、そこでクリスタがハインリに想いを寄せていることに気づきます。一方で結婚式を前日に控えたハインリとナビエは式場でリハーサルをする中、ハインリが未経験であることを知らされるのでした。
「再婚承認を要求します」 116話のあらすじ ※ネタバレ注意
ナビエはカフメン大公に挨拶をしようとしますが、その前にカフメン大公は振り返って去っていきます。
なぜ急に言ってしまったのだろうか?とナビエが考えていると、侍女たちがやってきて結婚式の準備で急かすので、ナビエは離宮へと向かいます。
ハインリはナビエが行くその後ろ姿を眺めていました。
ハインリは先程ナビエに言われた『トラブルは起こさない方がいい』という言葉が気になり、そして以前ソビエシュから言われた言葉で不安になります。
夕食でソビエシュがハインリは二重的だからそれをナビエが知ったら、自分のもとに戻ってくるって言った言葉ですね…
そこにハインリを探していたマッケナがやってきて声をかけます。
「クイーンはソビエシュのもとに戻りたいと思うかな?私が本当はゴミだと知ったら」
「ゴミはリサイクルできます。安心してください。」
マッケナはハインリに睨まれ、式場に戻ります。
結婚式当日、ナビエは西大帝国の初代皇后になるという重圧と期待がありました。しかめっ面をしているナビエに侍女が注意してメイクを施していきます。
メイクが終わり、朝早くから結婚式の準備に追われていたナビエの完成された姿を見た侍女たちは感嘆します。その姿はナビエも満足のいくものでした。
ナビエのウエディングドレスには宝石が散りばめられており、西王国が宝石の産地だと言うことを象徴しているようでした。
ナビエはもし、今日帝国になると宣言しなければ、そのドレスを見た誰もがナビエは宝石に夢中なのだと思うだろうと思いました。
結婚式は質素すぎても豪華すぎても言いがかりをつけられるみたいなんで、帝国宣言しなければということは、かなり派手なドレスだったということですね。それを着こなすナビエがすごい!
結婚式前、すでに賓客は大広間に集まっており、ナビエは花嫁の控室で待っていました。すでに結婚式の誓いは終えているので今回の式は形式上のものでしかありませんでしたが、ナビエは緊張していました。そしてハインリも同じように緊張しているのかな?と考えます。
ようやく呼ばれ、ナビエが式場に入り、花嫁の道をゆっくり歩いて行くと、反対側にハインリが見えました。目を合わせるとハインリは満面の笑みをみせ、とても嬉しそうにしているのが分かったナビエは笑いを堪えるために顔に力を入れました。
”花嫁の道、それにはハインリがおらず、一人で生きた時も、ソビエシュがいたときもあった。そして私が辛い思いをする前にハインリと私の道が合わさった”
大神官の前に並ぶと2人は自然と手をつなぎました。
大神官は書物を開き、手順通りにハインリに誓いの言葉を問いかけます。
「少々お待ちください」
ハインリがそういうと、大神官の笑みは消え、会場は騒然とします。
「この瞬間から、西王国は西大帝国となり、ハインリ・アレス・ラズロが西大帝国の最初の皇帝として君臨する」
ハインリの宣言にさらに会場が騒然とします。しかし、予め知っていた側近たちが拍手をするとその拍手が広がり、会場全体が拍手と喝采で響き渡ります。
ナビエがソビエシュとラスタを見ると、ソビエシュの表情は淡々としているものの青白く、ラスタは自分の王冠を取られたような表情をしていました。
そしてハインリは皇帝と言い直して誓いの言葉を受けます。一人で進行しようとするハインリに大神官は一瞬顔をしかめますが、ナビエを皇后と改め誓いの言葉を尋ねます。ナビエがそれを受けると、大神官は以前書いた誓約書を出し、王、王妃の部分を消して再びサインするように言いました。
サインが終わると大神官は書物を閉じ、2人の結婚を正式に宣言しました。
無事結婚式が終わった!おめでとう!
結婚式後の披露宴では最初にナビエとハインリがダンスをしました。ナビエはハインリの触れている部分をいつも以上に意識してしまい、それは数時間後のことを考えているからかとナビエは思います。そしてそれはハインリも同じようでした。
数時間後は…初夜ですね!笑
「奥さん、私だけを見てください。クイーンは私だけの女性であり、私はあなただけの男性であるのです。」
そう言ってハインリはナビエの額にキスをしました。
その姿にナビエは自分より年下で大きいハインリを愛らしく可愛いと感じるのでした。
ダンスが終わった後、2人は手をつないで王座に着きます。ハインリは使用人から料理を受け取り、ナビエに食べさせようとしますが、ナビエは周りの目を気にして断りました。
時間が経つにつれ、徐々に貴族たちが踊り始めます。ナビエはその中にエルギ公爵の姿がないことに気づき、ハインリに尋ねますが、ハインリも招待状は送ったが、来ない理由は知らないようでした。
その後、マッケナとコシャールがやってきて、ハインリ、ナビエそれぞれと会話します。しかし、西王国の若い令嬢の熱い視線に気づいたナビエはコシャールに行くように言いました。
コシャール、モテモテですね!
そして二アンたちがやってきて、ナビエに再び皇后になったこと、その肩書きが合っていることを伝えます。二アンの周辺にいた西王国の貴族たちもその言葉に同意しました。
二アン確実に西王国で勢力を伸ばしてますね!
マレーニーはナビエのもとには来ませんでしたが、目が合うと笑顔で手を振ってくれました。
また、ハインリに近い貴族たちは、ナビエのおかげでハインリが皇帝になることを宣言したと思い、ナビエに対して好意的に接しました。
ふと、ナビエはソビエシュが気になり、探すと、ソビエシュは1人で近づく者を拒絶するような態度で振る舞っていました。
一方のラスタは普段ならその美しい姿で注目されているはずでしたが、目立たないように過ごしていました。その理由は会場に二アンとランドレ子爵がいるからだとナビエは思います。
ラスタのせいで二人は東大帝国を出ることになりましたね…今となっては結果オーライですが。笑
ラスタは2人に見つからないように挙動不審に動きながら、クリスタの方に向かっているようでした。ラスタがクリスタに近づき、声をかけようとした時、大きな笑い声が上がります。ラスタが振り向くと二アンとランドレ子爵が自分に向かって近づいてきていることに気がつき、恐怖に感じたラスタはその場を慌てて離れました。
「再婚承認を要求します」 116話の感想
無事結婚式を終えることができました!ラスタも何もできなかったようでよかったです!結婚式での大神官の様子がとてもお茶目で思わずニヤけてしまいました。
コシャール、二アンとナビエの味方は西王国で着実に人気を集め、ナビエ自身も確実に西大帝国の皇后として味方がついていってて安心しました!
しかし、クリスタが少し不憫になってきます…ラスタのように常識外れな人でもなければ、ナビエに嫌がらせをしているわけでもなく…そしてラスタに弱みまで握られて…今後平和的にナビエに権力を譲って隠居するなり、再婚するなりしてくれればいいのですが…