LINEマンガで人気配信中の「君の全てを奪いたい」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
メーデイアは新党派のダリアたちを救い出します。その頃、中央競技場にいるイアロスは、誕生パーティの日、プシュケーを救ったのはメーデイアではないかと推測し始めました。
「君の全てを奪いたい」121話のあらすじ ※ネタバレ注意
メーデイアから救ってもらったダリアはメーデイアに何か手伝うことはないかと尋ねます。
悩んだメーデイアは、勝者の証となる宝石を渡すように言いました。
メーデイアの服についた8つの宝石が光ります。メーデイアは中央競技場に向かおうとすると、ふと、ヘリオから剣の飾りをもらった時、自分の考えていることをヘリオが気にしていた様子だったことを思い出します。
ヘリオは教えてくれないのかと残念がってましたね…
メーデイアはヘリオからプレゼントされた時、プシュケーと入れ替わって誕生日パーティに行った時のことを思い出していたのでした。
一方、イアロスは、誕生日パーティーの日、プシュケーを助け出したのはメーデイアの可能性が高いと推測します。
しかし、2点不可解なことがありました。1つ目はプシュケーがわざわざ嘘をついたこと。2つ目は2人が犬猿の仲なのに、メーデイアがプシュケーを助けたこと。
また、当時のメーデイアは傷ひとつなかったことから、精鋭5人を倒したのに傷ひとつないのはおかしいと考えます。
試合開始前、ベリアード家の傍系がメーデイアを強いと話していたので、その時は自分の方がメーデイアを知っているとムキになったが、もっと細かく聞いておけばよかったかもしれないと後悔します。
イアロスはすぐにプシュケーに真実を突き詰めたいと衝動に駆られますが、ふと、思いとどまり、前に変なことがあったことを思い出します。
いつも冷静だったメーデイアが自分に涙を見せてくれた時、その時は自分に心を開いてくれたのだと思っていました。
プシュケーとメーデイアが入れ替わっている時ですね!
『殿下はプシュケーを愛していなかったんですね。一瞬も…』
『別れましょう、私たち』
イアロスは、あの日の涙を流したメーデイアと後日自分に別れを告げたプシュケーが重なります。
そして、メーデイアが自殺を謀った時、指輪が共鳴したことを思い出しました。
神聖に反応する指輪ですね!もしかして入れ替わりに気づいてしまうんでしょうか?
中央競技場ではチームが5つに絞られたこと、そして1時間後に決勝戦が始まるアナウンスをします。例年より早く決勝戦に進み、周りが盛り上がる中、プシュケーはイアロスが席にいないことを不審に思います。
競技場内にある皇族専用の休憩室ではイアロスと教皇がいました。
教皇を呼び出したイアロスは、躊躇しながらも教皇にあることを尋ねます。
「すみません。聞かなかったことにしてください。戯言を…」
「可能です。」
「??」
「十分に可能なことだと思います。神話にも似たような話がありますので」
教皇は人が牛や花、化け物になった話があること、そして肉体は魂の器であり、老化や病気で魂を保つことができなくなったら魂が抜け、死ぬということになることを話します。
「…待ってください。私は今、神話や伝説の話をしているのではありません。空想ではなく、実際に血のつながりのない2人が、ある日、体を入れ替えることができるかという話です。」
イアロスが気づいた…?!
その会話を扉の反対側からプシュケーとプシュケーの口を抑えていたペロンが聞いていました。
”今の会話…イアロスが気づいてしまった…?”
ペロンがプシュケーの口を抑えていた手を動かそうとすると扉にぶつかってしまいます。
ぶつかった音は響き、扉が開き中からイアロスが出てきます。
「君の全てを奪いたい」121話の感想
メーデイア、ちゃっかり勝利の証をゲットしましたね!4つでトップだったメーデイア、一気に倍になったので、1位独走ですね!次は決勝戦!メーデイアVSヘリオが見れるのでしょうか?楽しみです!
そして…イアロスの頭の回転の速さに驚きを隠せません…前話で真実には近づくものの、2人が入れ替わる核心まではまだ遠いだろうなと感じていましたが、まさか、一気にその真相に気づくとは…
最後に扉は開かれますが、プシュケーたちはイアロスに聞き耳を立てていたことをバレてしまうのでしょうか?どうか逃げ切ってほしい…そしてそのことをメーデイアに伝えて欲しいです…