LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の原作小説85話を翻訳しました！
前回のあらすじ
ナビエの再婚に両親や友人は喜びますが、人々はナビエの能力を考え、東大帝国から離れないで欲しいと望みました。ナビエのもとにハインリや両親、バルアン侯爵が訪れ、バルアン侯爵が帰ろうとすると正門のところに近衛騎士がいることに気がつきます。
85話のあらすじ ※ネタバレ注意
バルアン侯爵は様子を見にいくと正門だけではなく家全体に騎士が配置されていることがわかりました。ナビエは直接兵士のもとに行き、道を開けるように言いますが、ソビエシュの指示のためそれはできないと言われます。ハインリが西王国の王と王妃を監禁して国家問題になったらどうすると脅迫のような独り言を言うと兵士たちが困惑しました。するとソビエシュがやってきて国家問題を気にする人が他人の妻を奪うのかと言いました。ハインリは離婚してからなので他人の妻ではないと返します。ソビエシュは浮気者の王であるハインリがナビエを誘惑したのだろうと言いますが、ナビエがプロポースしたのは自分だとソビエシュに言います。ソビエシュは驚き、ナビエは利用されているのだと言いますが、ナビエはお互い様だと言います。口論が続き人々が集まってきたことをカール侯爵がソビエシュにささやき、ソビエシュたちは仕方がなく去って行きました。しかし、騎士たちは一向に動こうとしません。一旦家に戻り母親にそのことを伝えると、女中に変装して出るのはそうかと提案されました。下女を帰宅させることはできましたが、騎士たちは徹底的に顔を確認するため、その方法は使えないとわかりました。正確に誰を閉じ込めているのか1人ずつ確認してみるとナビエとハインリの2人だと言うことがわかったため、両親はソビエシュに解放するようお願いをしに行きましたがソビエシュは2人に会おうとしませんでした。ナビエがイライラしているとハインリがマッケナに頼んで近いうちに国から抗議が届くので大丈夫だと言い、昨日のことを気にしてもじもじしていた。ナビエは政略結婚のことを言ってしまったことが気に障ったのかと思い謝罪しましたが、ハインリはナビエを政治的な相手として考えていないことを伝えました。
カール侯爵はそろそろハインリを解放しないとソビエシュに助言します。ソビエシュは頭の中では分かっていてもナビエとハインリが結婚してしまったことが重くのしかかりました。ソビエシュは侍従にエレギ公爵を呼ぶように指示します。そしてソビエシュのもとにやってきたエレギ公爵にトロビー公爵家にいるハインリだけを連れ出して欲しいとお願いした。そしてエレギ公爵が去った後に、ソビエシュは秘書に指示してナビエの再婚が防ぐ方法がないか調べさせました。
数時間後、エレギ公爵はトロビー公爵家に向かいました。エレギ公爵の目的を達成するにはソビエシュから信頼を得ることが重要でした。エレギ公爵は今回のソビエシュから依頼に応じればソビエシュからの信頼を得ることができるが、友人のハインリだけを連れ出せば、ハインリはナビエのことが好きなので怒るのではないかと思いました。逆にハインリとナビエをを連れて行けばソビエシュから不信を買うことになりますが、ハインリからは感謝されます。しかし、すでにハインリとは同盟関係のためあまり得ではありませんでした。エレギ公爵は鼻歌を歌いながら答えは出たと言いました。
感想
ハインリがナビエにもじもじしながら伝えますが、ナビエはハインリが政治的ではなく、本当に好きだと気づいてくれたのでしょうか？仕事ではキレッキレのナビエが恋愛ごとになると疎いのは可愛いけどもどかしくもあります。そしてソビエシュはエレギ公爵にお願いすることで自分のメンツを保ちますが、それは吉となるのか…エレギ公爵は目的と友情どちらを選ぶのか続きが楽しみです！
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