LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
LINEマンガ未公開話になります!
前回のあらすじ
ソビエシュはナビエのインタビューが載った記事を何度も見返し、心を痛めます。そしてナビエの誤解を解くために極秘に手紙を出しました。ソビエシュが手紙を出したことをロテシュ子爵から聞いたラスタはロテシュ子爵と手を組むことにし、偽の両親の実子である妹を探すように言うのでした。
「再婚承認を要求します」 99話のあらすじ ※ネタバレ注意
ラスタはロテシュ子爵が出ていった後も憂鬱な気分は収まりませんでした。ラスタは時計を確認しますが、まだソビエシュがやってくる時間ではありませんでした。ラスタはイライラしながら西宮に向かいました。ナビエが去った後、西宮はそのまま残されており、少人数の1日に1度だけ下女たちが掃除しに来る程度でした。最近、ラスタはその西宮に訪れるようになりました。それを聞いたソビエシュは最初驚きましたが、ラスタに西宮の鍵を渡しました。それは部屋を好きにしていいという意味でした。次の皇后が決まるまで皇后の部屋は誰も入らないため、ラスタはひと目を避けてその部屋に行き来しました。今日もラスタは部屋に入り、扉を閉めると少し気分が良くなりました。
部屋は誰も使っていないせいかがらんとしており、ラスタは自分が使用したら良くなるだろうと思います。
部屋の中を動き回って気分が良くなったラスタは皇后になった気分を出すために以前見たナビエの真似をして笑います。ラスタは勉強はいまいちでしたが、言葉遣いや振る舞いはかなり上品になり、ナビエに礼法を教えたという先生がナビエにとても似ているというほどでした。
人々は結婚式のときに自分と元皇后を比較して驚きだろうと思うとラスタは気分が一段と良くなりました。
せっかく来たついでにラスタは部屋の家具をよく見ると、保管箱の椅子に気づき、中を見ると書類が入っていました。
”皇后の書類?国費支援申請書?”
書類の内容は孤児院や老人ホーム、無料病院などナビエが皇室の名前で個人的に後援した団体に対する内容でした。そして書類の最後にはラスタ宛の手紙がありました。そこには皇室の名前を借りて支援していたため、離婚後はそれらの団体に後援ができなくなること、ラスタが皇后になったら申請書は予め用意しておいたから自分に代わって出して欲しいが、予算問題で却下された場合、今まで通り、皇室の名前を借りて私費で進めて欲しいという内容が淡々と書かれており、一緒に膨大な金額の書かれた手形がありました。手紙は自分の後任への引継ぎのように単調に書かれており、唯一感情を感じたところと言えば、トラブルになるかもしれないからラスタの名前で後援しないようにと書いてある程度でした。
これを読んだラスタは、インタビューで書いてあった、事前に離婚のことを知っていたのは本当だったのかと思い、顔をしかめます。ラスタはナビエに申し訳ない気持ちと良い皇后だと思う気持ちを認めそうになり、不快になります。もしその気持を認めてしまったら、いい皇后を追い出した自分が悪者になってしまうからでした。ラスタは自分を追い出そうとしたからナビエは自爆して追い出されたのだ、こんな手紙を残すなんて偽善的だと感じます。
「ラスタを甘くみているんじゃない?」
”ラスタの名前で後援してはいけない?いや、全部ラスタの名前にする。ラスタが後援するのだあから。誰を喜ばすために皇室の名前にするの?”
ナビエの私費を自分の名前で後援するって…
「コシャール卿と王妃様は双子ではないですよね?」
コシャールが歴訪の騎士で離れて数日経った頃、窓の掃除をしていたマスターズがいきなり尋ねたので、双子ではないと笑ってナビエが返すと、マスターズは兄のエイプリンがコシャールのことを強いと言っていたのを聞いて、自分も戦ってみたいと言いました。それに対し、ローズがからかい、マスターズがナビエに訴えます。この数日間で2人はかなり仲良くなったようでした。
ナビエはローラやジュベール伯爵夫人もきたら騒がしくなるだろうなと思いながら、他の侍女たちをなつかしく思いました。
するとナビエはいい考えが浮かび、ローズに社交界で人気のある人物は誰か尋ねました。ローズは以前はハインリだったが、今はリバティー公爵とマレイニー嬢だと言い、2人は親戚でマレイニー嬢の母親の兄がリバティー公爵だと説明しました。ナビエが2人に会うことが出来るかと尋ねると、ナビエの意図を読み取ったローズはリバティー公爵はクリスタと仲がよく、マレイニー嬢はクリスタと仲は良くないが、以前王妃候補だったことや野心家な性格から懐柔するのは難しいのではないかと言うと、ナビエは「私側の人になってもらう必要はないから大丈夫です」と言いました。ナビエはトゥアニア公爵夫人を思い出し、彼女も自分側の人ではなく、友人だったことを思います。
ローズはナビエに約束をとってみると言いいました。
ナビエはトゥアニア公爵夫人を思い、なにかをひらめいてマッケナのもとへ向かいます。
マッケナはナビエが自分に会いに来たことに驚きましたが、笑いながら迎えてくれました。ナビエは周りの人に気をつけながら、マッケナが変身することを知っていて、それに関することを質問してもいいかと尋ねると、マッケナは当惑しましたが、「はい」と答えました。
ナビエは鳥の姿で人を探す場合、どれくらいかかるか尋ねると、マッケナは鳥でも1人ずつ顔を確認しなければいけないため、大まかな場所が特定できていないと難しいと言いました。そして指名手配ならすることができると笑いながら提案します。ナビエはトゥアニア公爵夫人を探すためだったので、トゥアニア公爵夫人は東大帝国以外にいることしか分からず、指名手配で探すこともできませんでした。
部屋に戻って悩んだナビエは、ローズに以前インタビューしてきた記者に来てもらうようにローズにお願いしました。
2時間後、その記者であるジャナルがナビエのもとにやってきました。ナビエは記者に載せてほしい話があるために呼んだことを説明し、『今西王国で快適に過ごしていて、いい人達も多いけれど、たまに昔の友人が懐かしくなる』といった内容で友人たちの名前も書いて欲しいと頼みました。そしてその友人たちの中にひそかにトゥアニア公爵夫人の名前も入れました。ナビエは敏感なにトゥアニア公爵夫人ならこのインタビューで自分を探していることに気づき、ここに来てくれるだろうと思います。そして、彼女ならすぐに社交界を牛耳るだろうと考えました。
国民は国のために動く王妃を愛すため、行動で示すしかありませんでした。しかし、王妃の役割をするだけではすでに莫大な財産や名声を持った社交界の貴族たちと仲良くすることはできません。そのために自分に好意的な社交界の名士がナビエには必要でした。そしてその役割をトゥアニア公爵夫人なら十分にやってくれるだろうとナビエは考えました。
ドアをノックする音がして開けるとそこにはハインリがいました。ハインリは先程インタビューしていた記者にナビエが寂しがっていることを聞いてやってきたのでした。
「そんなんじゃありません、ハインリ」
「私はあなたが寂しくなければいいです」
「本当に大丈夫です」
「もしよければ…私がクイーンの姿で夜一緒にいてあげましょうか?」
「!」
「何をされてもじっとしています。存分に可愛がってください。以前のように。」
「…。クイーンの姿で来たら次はその上に服を着せます。」
「服は直接きせてくれるんですか?カップルで同じように着ましょうか?」
そこに夕食の用意をした侍女2人がハインリの肩越しに見えたナビエは2人を呼ぼうとするが、なぜだか2人は驚いた表情をしていました。なぜそんな表情なのかとナビエが考えると今のハインリの言葉のせいだと気づきます。2人はクイーンはハインリが変身していると知らないので、ハインリがナビエのドレス姿でそばにいると思ったのではないかとナビエは思いました。
ナビエは2人にあたふたと首を振り、急いでハインリを部屋の中に引き寄せました。ナビエはハインリは自分の夫なのに浮気者、裸の王に続きもう1つのゴシップが生まれるわけにはいきませんでした。
女装?とかになるんですかね?笑
しかし思ったよりもドアを閉める音が大きかったので、ナビエが顔をしかめました。ハインリは大丈夫だったかと思ってみると、私の腕とドアの間に閉じ込められたまま、目を丸くしていました。
「再婚承認を要求します」 99話の感想
ラスタの身勝手さにイライラしてしまいますね…ナビエからの反発か自分の名前で進めようとしますが、これが後にトラブルになりそうですよね…
そして、最後のシーン。ナビエとハインリの会話も面白いですが、それを目撃した侍女2人はハインリの思わぬ一面を何度も目撃してしまって、びっくりですよね。笑
ナビエとしてはハインリのメンツを守らなければと考えるでしょうが、当の本人はそこまで考えていなさそうな感じがします。笑
そして、部屋の中へ引っ張ったナビエと扉に挟まれるハインリ、これ壁ドンですよね?ここからいいムードになるのか‥次回が楽しみですね!