「再婚承認を要求します」ネタバレ 113話(小説)最新話のあらすじと感想

再婚承認を要求します 再婚承認を要求します
そるくん
そるくん

LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。

LINEマンガ未公開話になります!

前回のあらすじ

カフメン大公と出会ったナビエは媚薬が解毒できていないことを知ります。そして再び、媚薬の効果が高まり、自分を呼んだのは誰かと尋ねるカフメン大公の様子を見ていたナビエは冷静に交易の件のためだと言いました。

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「再婚承認を要求します」 113話のあらすじ ※ネタバレ注意

「そうだろうと思いました。」

カフメン大公はつまらなさそうに呟きながらナビエに背を向けました。

ナビエは急なカフメン大公の態度に手をついて大丈夫かと尋ねようとしましたが、媚薬の効果がどのように現れるかわからなかったため、触れず、手は浮いた状態となってしまいました。

カフメン大公はナビエに触れられると自分の理性が飛んでしまうから触れないで欲しいと言います。

ナビエはまだ侍女たちが戻ってきていないことを確認し、媚薬の解毒方法がなかったのか尋ねると、カフメン大公はないと答えました。ナビエはそれを聞いて大変だと感じます。そして自分と会っていない時はどうだったのか尋ねると、会っていない状態でも媚薬の効果があり、もし今回の招待状がなかったら、直接会いにきてしまっていただろうとカフメン大公は言います。

ナビエは交易の件で別の人に代わってもらうことを提案しますが、カフメン大公は言葉がうまく伝わらないかもしれないのでその必要はないと断ります。

そるくん
そるくん

カフメン大公が交易でナビエを選んだのも自国の言葉をナビエが知っていたからでしたね!

カフメン大公の姿にかわいそうに感じたナビエは、いい案を思いつき、もう一度媚薬を作ることができるか尋ねます。そして、その媚薬を飲んで別の人を見ればいいのではないかと提案しますが、カフメン大公は1人への愛でもこんなに辛いのに、その対象が2人になってしまったら耐えられないと言いました。

”あんなに自尊心の強い人が…本当にかわいそうだ”

カフメン大公はナビエの心の声にくすぐったく感じます。人の声が違うように心の声もさまざまで、カフメン大公はナビエの心の声が小さくささやくような音でくすぐったく感じ、自分の名前が浮かぶたびにわけもなく鳥肌がたちました。思えば初めて会った時からそうでした。ナビエの表情や声は無愛想なのに心の声は暖かくくすぐったく感じ、そのギャップにカフメン大公はナビエをついつい見てしまいました。

”かわいそうに思ってくださいますか?”

カフメン大公は思わず言ってしまいそうになったのをグッと我慢し、ナビエと侍女たちが去った後に自分が滞在する部屋に戻りました。


カフメン大公が部屋に戻ると見知らぬ女性が立っていました。その女性はクリスタの侍女で、クリスタのところに一度きて欲しいと言います。

「クリスタ様はどなたですか?」

”なんだ、この人?クリスタ様は知らない?”

「ハインリ殿下の兄嫁でで元王妃様です。」

”クリスタ様とナビエ王妃が仲が悪いという話をすれば来るかな?いつ話そう?”

自分が聞いた声と心の声を区別しながら、カフメン大公は疲れているのでと淡々と断りました。

”なんて無礼な人なんだ!”

カフメン大公自体も無礼だと知りながら言った言葉でした。侍女は退き、カフメン大公は部屋の中に入ります。無礼なことをしたのでもう関わってこないだろうとカフメン大公は思いましたが、驚くことにその日の夕方、クリスタが直接カフメン大公のもとに訪れました。今回はカフメン大公も無礼をせずにクリスタを部屋の中に招き入れます。カフメン大公はクリスタがナビエと仲が悪いということが気になり、クリスタの用を済ませて早く帰って欲しいと考えていました。

クリスタはカフメン大公が過ごす上で何か不憫なことはないか、もし何かあれば自分が助けますと言います。その心の内はカフメン大公を自分側に引き込むために必死でした。

「ありがとうございます。でも大丈夫です」

「?」

「責任者に助けてもらえるでしょうから」

”私が責任者ではないから、元王妃は出てくるなということ?”

「そうです。」

カフメン大公はクリスタが帰ってくれるだろうと思ってはっきりと言いますが、クリスタは戸惑いながらも帰ろうとはしませんでした。そして必死に自分を引き込もうとするクリスタの考えにカフメン大公は疑問に思います。

クリスタはカフメン大公を引き込む方法を考えますが、解決策が見つかリませんでした。諦めたクリスタは部屋を出ようとした時、悲しい本音を漏らします。

”こんなに素敵な男性が多いのに、なんであの女はハインリを選んだんだろう”

クリスタの本音にカフメン大公は興味を持ち、そして媚薬の効果が再び高まります。カフメン大公はクリスタを呼び止め、コーヒーを勧めました。カフメン大公の耳にはナビエが言っていた『もう一度媚薬を作ることができるか』という幻聴が聞こえます。


夕方、ラント男爵からラスタの予算管理について聞いたソビエシュはラスタのもとへ訪れて尋ねました。

「皇后として予算の管理をしたいって?」

ラスタは良い皇后になるために仕事をしたい、そのために予算も自分で管理したいと弱々しく言います。しかし、ソビエシュはラスタが予算を管理するにはもう少し勉強が必要で、皇后として仕事をするならこれから毎日一緒に謁見を受けるように言います。

ラスタが予算の管理をしたい理由はエルギ公爵にお金を返すこと、そしてロテシュ子爵に今後仕事を頼むための資金が必要だったためなので困った様子で唇をじっと閉じました。

ソビエシュは赤ちゃんのためにも心を楽にして安静にしているように言います。

すると次はラスタが、皇后を侮辱した者を罰してもいいか尋ねました。ソビエシュがどうかしたのかと尋ねるので、ティーパーティーでパルアン侯爵に侮辱されたことを伝えます。しかし、そのことはすでにソビエシュの耳に入っており、侮辱罪として罰するには弱いと言って、今後関わりもないだろうからそのまま無視するように言いました。

ソビエシュはなぜこんなにラスタが焦っているのか疑問に思い、尋ねます。

ラスタは皇后になったのに、貴族には侮辱され、住居以外に変わったことがないからだと思いますが、口に出すことはしませんでした。そしてふと思ったことを言います。

「それより陛下、西王国の結婚式には私たちも行きますか?」

それを聞いたソビエシュは表情が冷たく硬直し、話したくないといった様子でしたが、ラスタは来てもらったのだから、自分たちも行くべきだと説得します。

そるくん
そるくん

ラスタはナビエへの復讐?を狙ってますからね…

断固として行くべきだというラスタにソビエシュは考えてみると言って立ち上がりました。

そして考えることがあるから1人で寝るようにとラスタに言ってソビエシュは部屋から出ていきました。

入れ違いに侍女のデルリスがラスタの部屋にやってきて、ベットを整える許可をラスタにもらい、寝室に向かいます。デルリスが枕カバーを交換するために剥がすとその瞬間、一握りの青い羽が舞い上がりました。

そるくん
そるくん

ソビエシュがナビエに送ろうとした青い鳥の羽ですね…ずっとそこに隠したままだったのですね…

「再婚承認を要求します」 113話の感想

カフメン大公にクリスタが近づきますが、心の声が聞こえるカフメン大公を仲間にするのは難しいでしょう…しかし、クリスタはもしかしてハインリが好きなのでしょうか…?でなければあんなこと思いませんよね?だから離宮にも必死に残ろうとしているのかな…?

亡くなったとはいえ、夫の弟に恋心を抱くってあまりよくない気もするのですが、ハインリもナビエと結婚しましたし、クリスタが間に入る隙間もないので、余計辛い思いをするなら早く離宮から離れた方がいいのでは?とも思ってしまいます。

そしてラスタはというと、皇后になってハッピーエンドとはいかず、皇后になっても思い通りにならない今の現状にとても不満を抱いているようです。というか、1年で皇后を終わる気はなさそうですね、これ。そして自分と離婚した後に再びナビエを呼び戻そうとソビエシュが思っていることも知らない様子…少し不憫にも感じますね…

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