LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の最新話のあらすじと感想を紹介します。
前回のあらすじ
父親を死刑にしたと言われた使用人はラスタ目がけ椅子をふりかざしました。
「再婚承認を要求します」 136話のあらすじ ※ネタバレ注意
使用人が振り下げた椅子はラスタの額に当たり、血を流します。
騒ぎを聞きつけた護衛は、急いで使用人を取り押さえ、医師を呼びました。
15分後、騒ぎを聞いてやってきたソビエシュにラスタは泣いてすがりますが、内心は使用人を口封じできなかったので不安でした。
デリスの時はソビエシュが来る前に舌を切って口封じしてましたからね…
ソビエシュがラスタの容体を医師に確認すると、ラスタやお腹の子に命の別状はないものの、ラスタの額の傷は残ってしまうかもしれないと説明しました。
お腹の子が大丈夫だと聞いたソビエシュは「無事なら良かった」と言いますが、ラスタは額に傷が残ってしまうのに何が『良かった』のかと感じます。
安心したソビエシュはラスタに暴行を加えた使用人の元へ足を運びます。
「皇后陛下が腹いせに私の父を絞首刑にしたのです!」
そう使用人がソビエシュに叫びましたが、ソビエシュはその意味を理解できませんでした。死刑を執行する場合、最終確認はソビエシュがしていますが、最近死刑を執行された囚人はいなかったからです。そのことを使用人に話すと、使用人の顔は青ざめていきました。
父親を死刑にしたと言われ、頭にきたのは理解できますが、皇帝の子を妊娠している皇后に危害を加えることは死刑に値することでした。考えたソビエシュはとりあえず使用人を刑務所に入れるように指示します。
ソビエシュはラスタを連れて寝室に移動し、警告します。
「皇族の殺害に関与していない限り、簡単に人を殺すことはできない。それに死刑を執行できる権限を持つ者が死刑にすると言えば、例えそれが嘘でも信じてしまうだろう」
ソビエシュがベルディ子爵夫人や護衛を呼ぶと、今後ラスタが命令を下したらすぐ自分に報告をすること、もしそれを守らなければ、その責任は全て、破った者の責任となると言いました。
それを聞いていたラスタは人前で侮辱されたと思い、被害者である自分を叱るソビエシュを冷たいと感じます。そしてソビエシュが冷たくなったのはエベリーのせいだと思いました。
”あの女のせいだ。子供を産んだら離婚されてあの女が皇后になるかもしれない。廃妃には次の相手がいたけど、ラスタはいないから、このままでは惨めになってしまう。それだけは避けなきゃ…”
ナビエが浮気しているみたいに思ってますね…
ラスタは今回犯人を教えてくれた使用人にサファイアのネックレスを渡し、囚人である母親を釈放してあげると約束します。それを聞いた使用人はラスタに生涯、忠誠を誓うと言いました。
使用人が出て行った後、ベルディ子爵夫人はラスタに、使用人の母親は3人を毒殺した囚人であるため、釈放してはいけないと伝えます。しかし、ラスタは道徳心ではなく、自分への忠誠心が重要だと返し、鏡を見ながら額の傷跡が残ることを心配するのでした。
ナビエの仕事の効率も上がり、他の業務も並行して行えるようになったため、ルイフトとの貿易についてカフメン大公に手紙を送ります。
直接会って話さないことにナビエの側近たちは疑問に思いますが、ナビエは適当に誤魔化しました。
カフメンは惚れ薬の影響でナビエと会うと暴走しますからね…
ムレイニーとウィリアムが、以前ナビエが頼んだ報告書を持ってやってきました。
ルイフトと貿易するにあたって、どんな商品であれば利益を出すことができるかという調査をナビエが依頼してましたね!
ナビエは2人の報告書を読み終えた後、2人にお互いの報告書を渡し、読ませます。お互いの報告書の内容が酷似していることを知った2人は困惑しました。
「どちらが真似たのかはわかりませんが、良い選択ではありません。また、この報告書には間違った数値が非常に多いです。残念ですが、この仕事は私の方でやります。」
夜、ナビエはハインリにムレイニーとウィリアムの報告書のことを話すと、2人がそういう人物だと思っていなかったため、「意外ですね」と言います。
ナビエがハインリの頬を引っ張っていると、ハインリが「あとで訪ねて来る人が報告書を真似た人ですね?」と聞くので、ナビエは頷き、触っていた頬を噛みます。
ナビエがハインリの頬を食べた!!笑
「深刻な顔をして頬を噛まれると、食べられそうで怖いです」
3日過ぎても2人はやってこなかったため、ナビエはどうしようかと考えていると、何人もの人が男の幽霊を見たという話を聞きます。
「王冠を被った幽霊を見たんだ。皇帝が先王が毒殺したという噂もあるし、その幽霊は先王ではないだろうか…」
ナビエは宮殿に残ったクリスタ派の貴族たちがその噂を流したのではないかと感じ、危機感を持ちます。そのことをハインリに話すと、ハインリもその噂について知っていました。
「幽霊が怖いですか?怖いのであれば朝までそばにいますよ。」
「大丈夫です」
「私は幽霊が怖いので、朝まで一緒にいてください。」
「クリスタさん側の貴族たちが関わっているのでしょうか?」
「それは調べなければわかりませんが、私は幽霊の存在を信じているので怖いです」
それ以降、ハインリは日が暮れてから朝までナビエのそばを離れようとしませんでした。怪しいと思いながらも、怖がっているハインリのために真相を探るべく、幽霊が現れるという場所にナビエは向かいます。
しかしその場所にはすでにハインリとマッケナがおり、ハインリがマッケナに調べるように指示をしていました。
「幽霊が出たらどうするのですか?」
「それはない。出ても気にしないさ」
マッケナとハインリの会話を聞いたナビエは、先日幽霊が怖いと言っていた夫と同じ顔をしたこの男は誰なのだろうと思います。
ハインリの二面性を見られてしまいましたね!笑
「もし、幽霊が先王だった場合、先王として扱うべきでしょうか?」
「その時は塩をまけ」
「再婚承認を要求します」 136話の感想
ラスタはどこまでも自分中心ですね…ソビエシュもお腹の子を気にして、しっかりと叱れてないように感じます…ラスタは命に別状はありませんが、額に傷が…自分の見た目に自信のあるラスタ、しかも、エベリーにソビエシュを盗られるとも思っているので、離婚後のことも考えると額の傷はかなりショックだったと思います。
そして突然現れた幽霊騒動!この世界では魔法が存在するので、幽霊的な幻を見せることが可能なのでしょうか…?ナビエの前では怖いと言っていたハインリがいないとこでは「塩をまけ」というギャップに思わず笑ってしまいました。