LINEマンガで人気配信中の「再婚承認を要求します」の原作小説81話を翻訳しました!
前回のあらすじ
大神官はソビエシュと話した後、ナビエとも話しました。ナビエはハインリに手紙を送りましたが、離婚承認の時には間に合わないだろうと思いました。ナビエが1人部屋にいるとクイーンが窓を叩いて現れました。
81話のあらすじ ※ネタバレ注意
ナビエはクイーンを急いで部屋の中に入れます。生きているかを確認し、矢は刺さっていないか、怪我の様子を確認しました。ナビエはクイーンの怪我の手当てをしてからクイーンの足に結びついていた手紙を読みました。手紙にはハインリが近くに来ているので明日エレギ侯爵の部屋に来るようにと書いてありました。ナビエはアルティナ卿が帰ってきたのが数時間前なのにどうやってハインリはこの短時間で皇居まで来たのか疑問に思いました。
ナビエの部屋に金色の鳥が入っていったことを射手から聞いたソビエシュは不愉快に感じます。それほどまでに浮気者のハインリと連絡を取りたいのかと思い怒りがこみ上げてきますが、離婚のこともあり、ナビエと顔を合わせてケンカはしたくありませんでした。ソビエシュは射手に鳥への攻撃をやめるように指示し、侍従にもってきてもらったお酒を飲み続けました。
朝ナビエが目覚めるといつもはいつの間にか飛んで出ていってしまうクイーンが横で寝ていました。よほど疲れていたのだなと思い、クイーンにキスをします。するとソビエシュの侍従がやってきてソビエシュが緊急国政会議を開いたのでナビエも参加するようにと言いました。ナビエの侍女たちは引き止めますがナビエは行かなくても離婚は進むだろうし、仕事の進み具合や離婚した後にソビエシュは自分に対してどのように接してくるのか見ておきたかったので会議に参加することにしました。ナビエは青いドレスを抜いてソビエシュの罪悪感を最大限刺激できるよう白いあまり飾りのついてないドレスに着替えました。会議室につくとナビエは平気なフリをしてソビエシュの隣に座ります。ソビエシュはソワソワした様子でナビエにすまないと謝ります。大神官が入ってくるとソビエシュはナビエと離婚したいことを通告しました。それを聞いた貴族たちは考え直すように言いますが、ソビエシュは「すでに決まったことである」と返します。ナビエはできるだけ自分の自尊心を守るために無表情で接しました。ナビエは手続きをいつも仕事をするように早くすませて外に出ようとしたところ、ラスタがいるのが見えました。ラスタは皇后が皇后でなくなってもラスタは皇后を覚えていますと言うとナビエは覚えなくていいと返し庭の方へ行きました。ナビエは護衛に1人にして欲しいと頼みエレギ公爵の部屋へと向かいました。ドアが開くとそこにはハインリがいました。ハインリは手を広げナビエに合図します。ナビエはぎこちなくハインリの胸に飛び込みハインリはナビエに抱きつきました。そしてハインリは全て聞いたことをナビエに言いました。ハインリはナビエから離れて片足をつき、ナビエの手の甲にキスをしてナビエが離婚したらすぐに再婚を申請したいと言いました。
感想
クイーンが登場しました!ナビエのために無理して急いでやってきたのでしょう。ハインリの愛を強く感じました!ナビエはクイーンがハインリの部下ではないかと思っていますが、このときは忘れてキスしてしまっていますね。そしてとうとう離婚調停が開かれました。ソビエシュの罪悪感を刺激するナビエの作戦は大成功のようです。その時のソビエシュの表情をマンガで見たいですね!ここからはナビエの反撃が始まります。ストーリーの初めに描かれていた再婚申請のシーンになっていくと思うと続きが楽しみです!